文春文庫<br> 翔ぶが如く〈5〉 (新装版)

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文春文庫
翔ぶが如く〈5〉 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 369p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167105983
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

征台の気運が高まる明治七年、大久保利通は政府内の反対を押し切り清国へ渡る。実権を握る李鴻章を故意に無視して北京へ入った大久保は、五十日に及ぶ滞在の末、ついに平和的解決の糸口をつかむ。一方西郷従道率いる三千人の征台部隊は清との戦闘開始を待ち望んでいた。大久保の処置は兵士達の失望と不満を生む。

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
大正12(1923)年、大阪市に生れる。大阪外国語学校蒙古語科卒業。昭和35年、「梟の城」で第42回直木賞受賞。41年、「竜馬がゆく」「国盗り物語」で菊池寛賞受賞。47年、「世に棲む日日」を中心にした作家活動で吉川英治文学賞受賞。51年、日本芸術院恩賜賞受賞。56年、日本芸術院会員。57年、「ひとびとの跫音」で読売文学賞受賞。58年、「歴史小説の革新」についての功績で朝日賞受賞。59年、「街道をゆく“南蛮のみち1”」で日本文学大賞受賞。62年、「ロシアについて」で読売文学賞受賞。63年、「韃靼疾風録」で大仏次郎賞受賞。平成3年、文化功労者。平成5年、文化勲章受章。平成8(1996)年没
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Die-Go

135
再読。来年の大河ドラマのために読む。明治初期における「征韓論」を始めとし、西南戦争へと至るまでの動乱の時代を描く。迷走していた征台も、ようやく収束を見せる。しかし、それは士族達の不満を解決するどころか、結果高めることになってしまっている。そして、宮崎八郎の蠢動。如何なる展開になっていくのか。折り返し地点でまだまだ余談は続く。★★★★☆2017/12/25

優希

95
大久保さんが清国へ渡ります。征台の気運が高まる中で政府内の反対があったようですが。北京へ入ったのも半ば無理矢理なところがあるのでしょうね。困難な交渉を通じ、どれだけ執着心を持ち合わせているのかと考えさせられました。それが平和的解決の糸口につながったのだと思います。西郷どん率いる征台部隊の不満を生んでしまう結果だとしても。2019/01/24

レアル

94
少々強引過ぎる気もするが、大久保の外交手段、台湾出兵の後始末の手腕ぶりは圧巻だった。そして大久保にとって不平士族は頭を悩ます種でもあったんだろうが、不平士族から見ても大久保は納得いかなかったのだろう。後半はそんな不平士族の代表ともいえる宮崎八郎を描がかれている。そして自由民権運動の兆し。明治になって廃業となった士族にとってこの時代は本当に生きにくかったのだろう。。2015/02/16

とん大西

93
毎日少しずつ読んで漸く読了。この巻が一番難しかった。西郷も殆んど登場しないし専門的な挿話も多かったりで集中力も途切れがち…。修行のようでした(^_^;)。-とはいえ、征韓に対し征台。無謀で節操がないとは思いますが、当時の政治的混乱を考えるとまるっきり理解できなくもないです。大久保が清国と直談判したのは果たして正解やったんやろか?大久保ならではの見事な仕事っぷり。しかし、軍事戦略に脆弱さをみせる官僚主導の刹那的な勝利。太平洋戦争の嫌~な萌芽をみた気がするなぁ…。2018/02/25

五右衛門

81
読了。相変わらず横道へ逸れては戻り戻りしながらです。清国と大久保の痺れが切れそうな折衝、大久保帰国後の宮崎八郎余談。次巻では西郷さん登場する?川路大警視は?一息入れていきます。2021/09/10

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