文春文庫<br> 中国を考える - 対談

文春文庫
中国を考える - 対談

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  • サイズ 文庫判/ページ数 218p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167105518
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

日中双方の歴史に造詣の深い両氏が、豊富なエピソードを混じえながら「中国とは何か」「二千年におよぶ日中関係とは何だったのか」を語り尽した興趣溢れる傑作対談

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

48
2013.10.16(初読)司馬遼太郎・陳舜臣著。 2013.10.15 (カバー) 古来中国はと日本は密接な関係を保ってきた。 だが、現実には中国人は日本にとって極めて判りにくい民族なのではないか。 理解すること-知ること、隣人をどうとらえるか、思索する。 (解説=『預言的な響き-日中対決の原点』=山内昌之)。 日本人は他の国民とは違い中国について現実を素直に見ることがない。 中国のある部分を理想化するあまり歴史を拒否するところがあり、道筋をありのままに見ない。  2013/10/16

i-miya

43
(読んだわけではありません。日経H26.01.05教養欄から、筆者:張競)(題名=詩文往還 作家と中国) (見出1=司馬遼太郎の確認①) (見出2=血族的儒教に見た文明の本質) 1975.05、司馬遼太郎が戦後はじめて中国を訪れたとき、中国の現代文学にほとんど興味を示さなかった。 堀田善衛、開高健は語り合いを期待した。 当時は文革中で拷問死や自死が多かった。 日本の作家が来たので、否応なしに「作家」をださねばならなかった。  2014/01/05

i-miya

41
2013.10.19(つづき)司馬遼太郎・陳舜臣著。 2013.10.18 (p012) (陳の話、福沢諭吉の朝鮮介入挫折、つづき)「談天」しだいに明るくなる夜明けのほうを選びたい。 『礼記』→相説以解。 学問について→堅い木を材木とするには、やりやすいところを先に手がけ、鉋(カンナ)で削って、節目など難しいところは後回しにする→「先其易者」 しかし、困難な節目もやり遂げるという条件も満たす。 対談4年、1974-1977。 ウルムチ、カシュガル、ホータン。 2013/10/19

i-miya

37
2013.10.24(つづき)司馬遼太郎・陳舜臣著。 2013.10.23 ウランバートル、この連中だけが中国文明周辺では、中国文明をもたなかった。 外務大臣-日本は中国からこの言葉を輸入して使っている。 簡略になる。 ところがモンゴル語はそれを拒否、ずいぶん同じことを表現するのに長くなる。 君らはなぜ簡略に言わないのか、といっても簡単にいわない。 普通の雑談でも長く言っている。 電車は「雷の力で走る車」となる。 2013/10/24

i-miya

37
2013.10.21(つづき)司馬遼太郎・陳舜臣著。 2013.10.21 (p018) 北方、東北方の異民族、すぐ同化してしまう、中国と。 金(12-13C、中国東北地方)は、漢民族の体制と、教養をすっかり身に付けて、しまう。 清朝、しかり。 人口50-60万人、のツングース、中国を支配した、しかし、いまや跡形もない。 モンゴルはそうなったことがない。 アルタイ語族のツングースは半牧半農、モンゴルは、完全遊牧。 ラマ教入って、ややこしくなる、土地を耕して、ひっくり返すと罰(ばち)が当たる。 2013/10/21

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