出版社内容情報
無謀と言われたあの戦いに、新たな光を当てる――。
日英の文書から浮かび上がる、インパール作戦の誰も知らない真実とは。
2021年に刊行され話題を呼んだ『インパールの戦い ほんとうに「愚戦」だったのか』から5年――。イギリスで発掘した資料を駆使した新章を加えた完全版。
「無謀な作戦」「日本軍による自滅」とされることの多い“インパール作戦” 。しかし、視点を変えると連戦連敗だったイギリス軍が、“常勝”日本軍に初めて大勝した戦いであったともいえます。
日本だけでなく、イギリス側による資料を紐解くと、イギリスは偶然、勝利を得たのではなく、用意周到な準備を重ねていたことがわかってきました。
イギリスにとってインドは、「王冠に輝く宝石」と称されたほど重要な植民地。この地を失うことは大英帝国の完全な失墜を意味します。だからこそ、イギリス側は道路建設や医療体制の構築といった周到な準備を行い、来るべき日本軍の侵攻に備えていたのです。
そして、1944年3月、ついに日本軍が作戦を開始――。
著者は今回、新たにイギリスの博物館や公文書館を調査。イギリスが収集した日本の将兵の日記や手記を発掘します。これらの資料はなぜイギリスに眠り続けていたのか――。
壮絶な激戦の全貌を国際的・多角的な視点から描き直した一冊です。
【目次】
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