文春新書<br> 人文知は武器になる

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文春新書
人文知は武器になる

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166615292
  • NDC分類 002.04
  • Cコード C0295

出版社内容情報

世界のエリートはなぜ歴史を学ぶのか?

「意思決定の質」が変わる
人類社会の「傾向」を知ろう
日本の強みはセンスにあり

ベストセラー『人生の経営戦略』などの著者と
「歴史を面白く学ぶコテンラジオ」MCの初対談

人文知は、思考や判断、行動を変える。

●失敗するリーダーや組織には共通点がある
●世界のスター経営者は人文科学系の出身
●「アメリカ一強」から「権力が分散する時代」へ
●組織や文明が滅ぶ一番の理由は「内部分裂」
●「まだ大丈夫」という瞬間は、すでに危機
●ナンバー1がナンバー2の戦略をマネたら負ける
●伸びている会社の特徴は「おせっかい」
●変化を無視した成功体験の再現は失敗する
●日本は「長中期的な合理性」に対するセンスがいい
●人類は「儀式」をしなければ合意形成できない

AIの進歩などによって「常識」や「正解」が激変し、ビジネスの世界でもパラダイム・シフトが起きつつある。そんな不確実な時代を生き抜くビジネスパーソンには「人文科学」の知見が必要なのだ。これからの世界と日本を考えるための必読書。


【目次】

はじめに 山口周
 優秀さの定義が書き換わる
 AIに代替される知的生産
 「正しさ」が揺らぐ
 世界を理解するための見取り図
 「判断の基準」をつくるための訓練
第1章 ビジネスパーソンに人文知は必須である
 1:失敗するリーダーと組織の共通点
  複数の視点を獲得することが人文知
  正確な現状認識が成否を決める
 2:時間軸を長く、空間軸を広くとる
  いま、起きていることを理解する
  「新しい世界の見方」が必要に
 3:世界は「アメリカ一強」から「権力が分散する時代」へ
  まだ大丈夫だという瞬間は… …
  世界秩序が書き換わった
  米中による「新グレートゲーム」
  21世紀の覇権国は?
 4:人類社会には「傾向」がある
  未来について考えるには
  すべての学問に関わる土台
  哲学史はトーナメント戦
  「東大クイズ王」と日本の教育カースト
 5:世界のスター経営者は人文知を学んでいる
  MBAより人文知
  個人の「人生の競争戦略」にとって大きなチャンス
  習った知識が使えない時代には人文知
 6:変化が激しい時代は対話力を高めよう
  日本の経営者はエキスパートの活用が苦手
  日本には「翻訳者」が欠けている
 7:「常識」が一生の間に何度も変わる
  幸せだと思っていた生き方が否定される
  アジア的・インド的な哲学が鍵に
 8:ビジネスでパラダイム・シフトが起こる
  企業が国家機能の一部を担っていく
  企業価値はどうすれば高められるのか
  優秀な人材を確保するには
  なぜ過去に多くの企業や産業が滅びていったのか
  これからのリーダーに求められる力
第2章 すべての出来事は過去に起きている
 9:人間は基本的に変わらない
  経験を活かさない手はない
 10:タイミングを読む力タイミングを読むにも現状理解
  アーリーアダプターとパラドックス
  秀吉は「波に乗る達人」、人文知を活かした家康
  ネスレがインド市場でシェアトップの理由
  衝動を回復せよ
  イギリス外交の四つの要諦
 11:過ちを繰り返さないために
  この100年で何が変わったのか
  中世には存在しなかった世界的リスク
  アメリカは理念と利得で動く
  次の世代のために、よりよい世界を
 12:21世紀的な企業のあり方
  中国の古典がきっかけ
  哲学は思考回路をたどることが大事
  失敗の経験をためてわかってきた
  仮説は早めに絞ろう
  未開拓かつ競合が少ないものを取りに行く
  伸びている会社の特徴は「おせっかい」
第3章 歴史はどう動くのか
 13:技術革新が社会を変

内容説明

世界のエリートはなぜ歴史を学ぶのか?「意思決定の質」が変わる。人類社会の「傾向」を知ろう。日本の強みはセンスにあり。ベストセラー『人生の経営戦略』などの著者と「歴史を面白く学ぶコテンラジオ」MCの初対談。

目次

第1章 ビジネスパーソンに人文知は必須である
第2章 すべての出来事は過去に起きている
第3章 歴史はどう動くのか
第4章 歴史を武器にする独学の技法
第5章 これからの世界
第6章 日本の未来

著者等紹介

山口周[ヤマグチシュウ]
独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表。1970年東京都生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了

深井龍之介[フカイリュウノスケ]
COTEN代表取締役CEO、1985年島根県生まれ。2009年、東芝に入社し経営企画に配属。その後、複数の企業を経て、2016年に株式会社COTENを設立。会社を経営するかたわら、Podcast番組「歴史を面白く学ぶコテンラジオ」のパーソナリティを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

あらたん

56
なかなか面白い本だった。AIの時代になったら哲学が復権するというのは自分もなんとなく思っていて、そのモヤモヤをうまく言語化してくれる本だった。日本はデュアルスタンダードで生きていくべしというのは目から鱗だった。2026/05/12

和尚

32
複数の視点を獲得するというのが重要でありそれが人文知という出だしの言語化で完全になるほどとなりつつ、内容も、実際に人文知もそして経験も豊富な二人が、様々な視点や例を示しながら色んな出来事やテーマに対して対談形式で語られる、とても面白くて学びのある本でした。 本当、まだまだ色んな勉強も知識も足りてないなと実感するばかりで、色々やって読んで訪れて、日々蓄積していきたいと思いましたね。2026/04/21

虎っち

20
人文知を軽視し、実学を重視する日本社会への警鐘を鳴らした本。対談形式でわかりやすく一気に通読できた。「アメリカ一強時代が終わる」という予測に対しては私は疑問がある。トランプ政権は、あと3年未満で終了する。もとのアメリカ(オバマ以前)に戻る可能性がある。更に言うとアメリカは覇権国家の極みを目指し続ける可能性もある。日本は、今後どのような道を辿ればよいのか。それを考える材料として歴史・哲学が必要だと改めて実感した次第である。多くの経営者・管理職の方々に読んでもらいたい。2026/05/12

りんだりん

17
当たり前を疑う、人の真似も大事かもしれないが自分の良さをもっと冷静に把握して強みとして認識し独自の良さとして大事にする。仕事でもとても大事な考え方。★32026/04/26

ぶっくたると

7
技術革新で生産体制が変わる → 生活の制約条件が変わる → それに順応する形で家族形態が変わる → 最後にそれを正当化・安定化させるため規範や価値観が書き換えられる。 狩猟社会では血縁に固定されない共同体、農業社会では血縁とその継承を重視する大家族、工業社会では核家族になり、いまや、サービスやIT産業が盛んになり人口減少社会になり女性も一般社会での労働力となり個人化が進んでいる。 こういった変化、すなわち、歴史がどう動いてきたか、人文知が興味深くなってきました。2026/05/09

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