文春新書<br> 目覚めると、ひとりだと気づく―家族が過ごした最期の日々

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文春新書
目覚めると、ひとりだと気づく―家族が過ごした最期の日々

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166615254
  • NDC分類 916
  • Cコード C0295

出版社内容情報


【目次】
Part1. 母との別れ
吉行和子「吉行あぐり107歳の看取り記」

Part2. 父との別れ
阿川佐和子「お父ちゃんのおかげ」

Part3. 妻との別れ 
眉村卓「闘病の妻へ 一七七八の短い物語」
加賀乙彦「妻の死」
永田和宏「亡き妻・河野裕子と詠んだ相聞歌千百首」

Part4. 夫との別れ
曽野綾子「青い空から三浦朱門の声が聞こえる」
小池真理子 「『かたわれ』の死を書く」

Part5.
柳田邦男「愛する人を看取る4つの約束」
インタビュー 垣添忠生/秋山正子/樋野興夫


【目次】

内容説明

最愛の人と別れてから始まる人生がある。

目次

1 母との別れ(吉行和子 吉行あぐり107歳の看取り記)
2 父との別れ(阿川佐和子 お父ちゃんのおかげ)
3 妻との別れ(眉村卓 闘病の妻へ 一七七八の短い物語;加賀乙彦 妻の死;永田和宏 亡き妻・河野裕子と詠んだ相聞歌千百首)
4 夫との別れ(曽野綾子 青い空から三浦朱門の声が聞こえる;小池真理子 「かたわれ」の死を書く 聞き手=佐久間文子)
5 愛する人を看取る4つの約束(柳田邦男)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

布遊

34
阿川佐和子さん・曽野綾子さん・吉行和子さん等々が、父母や夫・妻等と最後の別れの時を書いたエッセイ集。永田和宏さんと亡き妻とが最後の最後まで読んだ相聞歌が切ない。「妻の写真の前で手を合わせることができない」ともあった。手を合わせちゃうと、向こうに行っちゃう感じで怖いとも‥墓に入れるのがかわいそうとも・・身近で同じ考えの人がいたので、そう言うものかと腑に落ちた。*意味のある偶然2026/06/03

sayuri🍀

26
「時間薬」「日にち薬」「時薬」いずれも時間が癒しの象徴であることを示す言葉だ。けれど本書の『はじめに』にある「悲しみは時が癒してくれる、というのは嘘である。これは愛するひとを喪って初めて突きつけられる真実の一つだ」という一文に触れたとき深く共感した。本作には、吉行和子、阿川佐和子、小池真理子(敬称略)らが綴った家族との最期の日々が収められている。読み進めるほどに喪失の重さが胸を締めつける。父を見送って十八年。時は流れても喪失感は薄れず静かにそこにある。先に逝った人たちの顔を思い浮かべ忘れまいと胸に刻んだ。2026/05/10

たっきー

12
7名の最愛の家族との別れについて綴られている。特に小池真理子氏の夫を亡くしての思いが胸にくるものがあった。最期をどう迎えるか、またそのあと遺された家族は死をどう考えるか。こういうときこそ医療だけではない、心の支え方として哲学や宗教が役立つのだろうと感じた。2026/06/12

Melody_Nelson

5
大事な人を失うまで、どのような気持ちで過ごしたのか、また、亡くなった後の哀しみや喪失感との向き合い方を考える。吉行和子のお母様(吉行あぐり)のように107歳の大往生ならともかく、そうでない場合はツラそう。驚いたのは、眉村卓が、闘病中の妻へ毎日短編小説を書いて読ませていたということ。いくら職業とはいえ、妻だけのために(後に出版されたらしいが)毎日書けるなんて。最後に柳田邦男が数名と対談しているが、秋山正子先生のところで「がん哲学外来カフェ」という取り組みを知り、こうした動きが広がると良いなと思った。2026/06/07

ぽー

3
何て悲しいタイトルだと思う訳だけど年のせいか今年ちょっとした病を得て死を意識したせいかこの手の本を読みたくなる。小池真理子の夫藤田宣永(だったんだ)との死別が作風からしてらしくないだけに余計に胸に刺さる。2026/06/10

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