出版社内容情報
AIデータセンター、半導体工場…日本各地でも急増するこれらの施設で膨大な水が消費されている。
水資源の支配者が国家から企業へ移ることで生まれる、新たな不均衡や地政学的緊張――新しい「水の戦争」が始まっているのだ。
私たちの生活と無関係ではないその現状をリポート。
【目次】
激化する水を巡る争い
◎AIデータセンターに半導体工場 テック企業が水を飲み干す
◎2020年に先物取引が開始 投資対象となった水
◎軍事攻撃、サイバー攻撃 標的にされる水インフラ
◎アジア、中東、アフリカ・ナイル 繰り広げられてきた水争奪戦
◎企業vs.自治体住民 地下水や灌漑用水をめぐる見えない綱引き
◎外資に買われる日本の土地 目的は安定した水資源の確保
内容説明
AIデータセンター、半導体工場…日本各地でも急増するこれらの施設で膨大な水が消費されている。水資源の支配者が国家から企業へ移ることで生まれる新たな不均衡や地政学的緊張―新しい「水の戦争」が始まっているのだ。私たちの生活と無関係ではないその現状をリポート。
目次
はじめに 新しい「水の戦争」が始まった
第1章 テクノロジー企業が水を飲み干す
第2章 投資対象となった水
第3章 人類と水の支配の歴史
第4章 地球沸騰化と水争奪戦
第5章 見えない水の戦場
第6章 水を差し出す日本人
第7章 誰が水を操るのか
おわりに 上善若水
著者等紹介
橋本淳司[ハシモトジュンジ]
1967年、群馬県生まれ。学習院大学卒業。出版社勤務を経て、水ジャーナリストとして独立。「水と人」をテーマに調査、情報発信を行う。アクアスフィア・水教育研究所代表として、学校、自治体、企業などと連携し、水をテーマにした探究的な学びを行っている。現在、武蔵野大学工学部サステナビリティ学科客員教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Katsuto Yoshinaga
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