出版社内容情報
「うちはまだまだ大丈夫」「いざとなれば何とかなる」
現実から目をそらし続けてきた筆者のもとに、突如降りかかってきた母親の介護問題。
なぜ介護の仕組みはこれほど複雑なのか?
なぜこんなにお金がかかるのか?
一体誰が得をしているのか?
制度について一から調べ、全国の現場を訪ね歩いてみると、深くて暗い業界の「裏側」が見えてきた――
知らないままでは損をする、誰も教えてくれない「介護のリアル」を徹底ルポ。
【介護の世界は矛盾とナゾだらけ】
●「ケアマネ」選びが全てを左右する
●介護保険でできること、できないこと
●老人ホームは入居金だけで数千万という現実
●「老人は歩くダイヤモンド」。介護ビジネスはなぜ儲かるのか?
●こんな施設は要注意! 施設職員が語る3つのチェックポイント
●「介護離職」は年間で10万6千人にも
●2025年度には介護職が32万人不足……崩壊はすでに始まっている
内容説明
「うちはまだ大丈夫」。現実から目を逸らし続けてきた筆者のもとに、突然降りかかってきた母親の介護問題。制度について一から調べ、全国の現場を訪ね歩くと、深くて暗い業界の「裏側」が見えてきた!知らないままでは損をする「介護のリアル」を徹底ルポ。
目次
序章 親が要介護になって
第1章 介護の不可解な仕組み
第2章 なぜ介護に金がかかるのか
第3章 虐げられる老人たち
第4章 私利私欲だらけの業界
第5章 ブラックすぎる介護職
第6章 介護の現在と未来
著者等紹介
甚野博則[ジンノヒロノリ]
1973年生まれ。大学卒業後、大手電機メーカーや出版社などを経て2006年から「週刊文春」記者に。「『甘利明大臣事務所に賄賂1200万円を渡した』実名告発」などの記事で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」のスクープ賞を2度受賞。現在はフリーランスのノンフィクションライターとして、週刊誌や月刊誌などで社会ニュースやルポルタージュなどの記事を執筆。本書が初の単著となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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