内容説明
本格的な高齢化社会を迎えて、歳を取ってもハッピーに生きるにはアップデートすべきことがたくさん。高齢者の悩みに答えるほか、両親との付き合い方に悩んでいる現役世代の悩みにも答えます。
目次
第1章 高齢者だって悩んでいる
第2章 親に悩まされている子どもたち
第3章 介護で苦しまないための心得
第4章 高齢の親との上手な付き合い方
第5章 やがて訪れる「死」とどう向き合うか
第6章 マムシ流 愛される年寄りになる12の極意
著者等紹介
毒蝮三太夫[ドクマムシサンダユウ]
1936年東京生まれ。俳優・タレント。聖徳大学客員教授。日大芸術学部映画学科卒。「ウルトラマン」「ウルトラセブン」の隊員役など、本名の「石井伊吉」で俳優としてテレビや映画で活躍。「笑点」で座布団運びをしていた1968年に、司会の立川談志の助言で現在の芸名に改名した。1969年10月からTBSラジオの「ミュージックプレゼント」でパーソナリティを務めている。87歳の現在も、ラジオ、テレビ、講演、大学での講義など幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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どん
3
いまだに続く著者のwebサイトの内容がベースらしい。高齢者、高齢者とかかわる家族からの悩み相談にスパッと答える。毒蝮さんだから言えるところもあるが、相手を思いやりながら、自分は自分を大切にする。溜め込まなくすること。さっぱりしていて含蓄に富む。2023/11/17
田中峰和
3
口の悪い毒蝮三太夫は、「じじい」や「ばばあ」など老人を罵倒するが本人も87歳。ウルトラマンの隊員約出活躍したのは半世紀も前だ。75歳で認知症を患っている蛭子能収に比べれば幸せな老後を迎えている。50年以上前からラジオの生中継を続けている現役の彼には老人やその家族から様々な相談が持ち掛けられる。歯に衣着せぬもの言いながら、心に響くアドバイスに納得する人が多い。認知症の相談は多いが、当然家族からのもの。認知症の親に嫌悪感どころか憎しみさえ抱くという相談者。過去のイメージと切り離して相手をみなければならない。2023/10/25
チョビ
2
ある日曜の朝、「エウレカセブン」でやましげの声(出ない時はふて寝)でうとうとしたあと、チャンネルを変えると「談志・陳平の言いたい放だい」。とにかくおっさんの活気が楽しくて見てた。そこに隔週で出てたのがマムシ。レギュラーがエグいせいか、基本的に黙っていたのだが、こういうおっさんたちと付き合っていれば、自然この発想になるな、と思った次第で。2023/10/30
emiko
2
年寄りになるとそれぞれの連れ合いを亡くしたりして、毎日が虚しくなって来る日がある。なんの為に生きているのかと考えたりすることもあるでしょう。でもこれだけは言える。「ボーッと待っていても誰も楽しい毎日のお膳立てなんかしてくれない。まずは、自分で行動を起こそう」同感です。2023/07/01
新 フミト
1
高齢者の悩み相談の本として認知症になる前に読んでおきたい本です。面白く、ためになる本。2023/08/20