文春新書<br> 分子をはかる―がん検診から宇宙探査まで

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文春新書
分子をはかる―がん検診から宇宙探査まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166613847
  • NDC分類 433.2
  • Cコード C0295

出版社内容情報

血液一滴から病気を診断――田中耕一氏がノーベル化学賞を受賞した質量分析法が医療現場を一変させた、分子をはかる力=質量分析法。小惑星探査機はやぶさが持ち帰った試料も、質量分析計で解析された。ドーピング検査、ドル紙幣からのコカイン検出、水質・大気・土壌などの環境測定から、遺跡などの年代測定まで、私たちの生活を支える最先端科学への招待。

内容説明

宇宙にある物質は、すべて分子で出来ている。その分子の質量を測定することで、物質の正体がわかる技術、それが質量分析法だ。近年、飛躍的な進歩を遂げ、医療、環境問題、宇宙探査などで目覚ましい成果を挙げている。科学の最前線への招待。

目次

序章 計る、測る、量る
第1章 分子をはかれば医療が変わる
第2章 年代測定から生命の起源まで
第3章 分子をはかる原理
第4章 7人のノーベル賞受賞者を生んだ「はかる革命」
第5章 今後の展望

著者等紹介

藤井敏博[フジイトシヒロ]
理学博士。鎌倉市生まれ。京都大学理学部化学科卒、同大学院修士課程修了。日本電子、国立環境研究所を経て、明星大学理工学部化学科教授(2012年退職)。仏エコール・ノルマル・シュペリウール、仏エコール・ポリテクニーク、英ウォーリック大学などで教育・研究活動に携わる。現在はフリーランスで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zoe

23
質量分析のお話。先端技術番組とか見る際、知っているとスッと納得できるかも。自分には分子をはかると言われる方がしっくりくる感じ。とはいえ、元素を測定したりする事も考慮するとやはり質量分析と言わざるを得ないのかなと思ったり。酸素の同位体評価で食品の産地が分かるというのは、どれくらい現地の濃度に違いあるという事だから、そこは分析屋さんの常識なのだろうか。とても気になる。あと、和名分析システムの略称にいきなりアルファベットの英名略称。なんだっけなんだっけと、これまた気になりスマホ片手に読みました。残念な記憶力。2023/02/12

はとむぎ

12
分子を直接同定して、定量できる技術について記載されてる。原理の部分面白かった。もう既になんとなくしか頭の中にはないけど。2023/04/04

Go Extreme

3
分子をはかれば医療が変わる: 診断バイオマーカー マス・スクリーニング メタボロミクス リテラシーの必要性 競馬とドーピング 年代測定から生命の起源まで: 年代をはかる 環境をはかる 宇宙をはかる 分子をはかる原理: すべての物(物質)は分子の集まったもの 分子の幾何学的構造 7人のノーベル賞受賞者を生んだ「はかる革命」: 主な質量分離法 飛行時間型 四重極型 AMS法 イオン化法の歴史 代表的な装置 ガスクロマトグラフ質量分析装置 タンデム質量分析装置 今後の展望: AIによる総合診療支援システム 2022/11/12

くらーく

2
こうやって改めてまとめて質量分析法を読むと、たんぱく質の質量分析を可能にした田中耕一博士の業績って、とても大きいのだな、と実感する。当時はサラリーマンなのにノーベル賞なんて取り上げられていたけど。 質量って、分子レベルまで測定できるのが面白い、と言うと語弊があるけど、随分といろんな方法が考えられるのだねえ。上皿天秤のようなものから始まって、クロマトグラフがあって、レーザーによるイオン化があって。人間の知恵ってすごいものですなあ。どれも先人の発見があって、その上に成り立つのですよねえ。英知だなあ。2022/11/26

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