出版社内容情報
性差別のない21世紀を実現するために。
フェミニズムを様々なトピックで学ぶ必携の一冊!
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女性たちが日以上生活の中で、「あれ?」と疑問に思うこと、
何気ない言葉や行為に抵抗を覚えること。
それはフェミニズムのきっかけになります。
「私が我慢すれば」と抑えこんでいた怒りや不満を、
いつかどこかにぶつけたくなるかもしれません。
でも、誰に、どうやってぶつけたらいいのか?
それを考えるためのヒントをくれるのが、フェミニズムです。
エッセンシャルワーカーとケア
オリンピックとセクシズム
インターセクショナリティ
Black Lives Matter
性と身体
中絶と性暴力
LGBTQ?
#MeToo
フェミニズムの視点を身に着ければ、世界の見え方が変わる!
フェミニズムの歴史を読み解き、
物事を一歩引いて眺める視点を与えてくれる一冊
――芥川賞作家・李琴峰推薦
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内容説明
フェミニズムとは女性たちの尊厳や権利や安全を軽んじる文化を変革し、女性たちの生の可能性を広げようとするもの。そのためにフェミニズムは何を考え、何を主張し、何をしてきたのか。性と身体、性暴力、結婚、スポーツ、ケア、インターセクショナリティなど様々なトピックで学ぶ。
目次
フェミニズムってなんですか?
フェミニズムの四つの波―フランケンシュタインから#MeTooまで。
フェミニズムにおける、性と生殖という「難題」。
「個人の自由」の真の意味を、フェミニズムは問い続ける。
フェミニズムに(も)「インターセクショナル」な視点が必要な理由。
現代カルチャーシーンとフェミニズム―ドラマが教えてくれること。
女性リーダーに見る次世代リーダーシップのあり方。
性暴力を正しく理解するために。二〇一〇年からのエンタメと考える、性暴力とその奥にある問題。
なぜ“ケア”は黙殺されてきたのか。コロナ禍に考える新しいケアのあり方。
日本の性教育の転換期に考える、真にヘルシーな性教育とそれがもたらす効果。
夫婦別姓に同性婚。課題山積の「結婚の不都合な真実」。
セックスワークをフェミニズムはどう捉えるか。
フェミニズムから教育の多様性を考える。
フェミニズムは「中絶」をどう捉えるか。
「性」を支配するのは誰なのか?オルタナティブな性を考える。
誰も完全には自立していない―オルタナティブな「家族」のあり方と依存の受容。
著者等紹介
清水晶子[シミズアキコ]
東京大学大学院人文科学研究科英語英米文学博士課程修了。ウェールズ大学カーディフ校批評文化理論センターで博士号を取得し、現在東京大学大学院総合文化研究科教授。専門はフェミニズム/クィア理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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