文春新書<br> ゲノムに聞け―最先端のウイルスとワクチンの科学

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文春新書
ゲノムに聞け―最先端のウイルスとワクチンの科学

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166613557
  • NDC分類 493.87
  • Cコード C0295

出版社内容情報

ウイルスはなぜ変異するのか、mRNAワクチンはなぜ効くのか。ノーベル賞候補に挙げられるゲノム医療の第一人者がやさしく解説。

内容説明

アジアの致死率が低いのはなぜ?日本のPCR検査数は世界142位。mRNAワクチンとヤマサ醤油…変異を繰り返して感染力を増すウイルスと戦うためには何が必要なのか。生物やウイルスの設計図である「ゲノム」の視点から、ウイルスとワクチンに関する最先端の知見をわかりやすく解説する。

目次

第1章 すべてはゲノムが教えてくれる
第2章 新型コロナウイルスのすべて
第3章 検証・科学なき国の感染対策―何が間違ってどこがおかしかったか?
第4章 ウイルス―宿主に寄生し増殖する「無生物」
第5章 ウイルスvs人体―戦う細胞・免疫
第6章 ワクチン―感染症から人類を守る救世主
第7章 「万能型」新型コロナウイルスワクチンの可能性

著者等紹介

中村祐輔[ナカムラユウスケ]
1977年大阪大学医学部卒業。外科医として勤務したのち、1984年ユタ大学ハワード・ヒューズ医学研究所研究員。1989年癌研究会癌研究所生化学部長。1994年東京大学医科学研究所分子病態研究施設教授。1995年同研究所ヒトゲノム解析センター長。2005年理化学研究所ゲノム医科学研究センター長。2011年内閣官房参与・内閣官房医療イノベーション推進室長。2012年シカゴ大学医学部教授。2018年からがん研究会がんプレシジョン医療研究センター所長。東京大学名誉教授、シカゴ大学名誉教授。2000年慶應医学賞、2004年紫綬褒章、2020年クラリベイト引用栄誉賞、2021年文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

30
生物やウイルスの設計図である「ゲノム」の視点から、新型コロナウイルスや新型コロナワクチンについて解説された一冊(著者は日本のゲノム研究の第一人者である中村祐輔さん)。2022年4月に「ヒトゲノムの完全解読に成功」というニュースが出ている事もあり、今盛り上がっているゲノムの免疫周りの話を中心に語られていて非常に面白かった(変異株にも効く万能ワクチンの話が特に面白かった)。ゲノム視点でウイルスやワクチンの最先端の知見を知りたい人にオススメ。2022/04/07

K T

1
だいたいわかった2024/09/30

takao

0
ふむ2025/07/30

osamutkrd

0
中村先生節を存分に味わえる良い本だった。やはり科学的にこれまでの政策を振り返ることは重要だと思うし、今後の感染症対策を平時からちゃんと国を上げてやっていく日本流のやり方(アカデミア、製薬企業任せにしないやり方)を喉元がまだ熱いうちにやっておかないとだよなぁと思った。2022/07/05

ぞろElwood

0
★★★★2022/07/03

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