文春新書<br> 実録 脱税の手口

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文春新書
実録 脱税の手口

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  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166613212
  • NDC分類 345.19
  • Cコード C0295

出版社内容情報

青汁王子、チュートリアル徳井、元巨人軍投手……。彼らはどんな手口で税を逃れたのか。様々な実例を伝説の国税記者が詳細に解説。

内容説明

こんなスキームがあったのか!知られざる「現代の錬金術」の実態。FX取引、暗号資産、割引金融債、自販機スキーム、架空経費、不正還付。元巨人軍投手、お笑い芸人、人気AV女優、ネオン街の大家、スパコン社長はどうやって税を逃れたのか。

目次

第1章 著名人はなぜ狙われるのか
第2章 税への無知が招いた悲劇
第3章 犯罪になり得る高額の無申告
第4章 マルサが追い詰めた巨額脱税事件
第5章 法の抜け穴を突く悪い奴ら
第6章 脱税指南ビジネスの闇
第7章 罪が罪呼ぶ“ハイブリッド脱税”の末路

著者等紹介

田中周紀[タナカチカキ]
1961年島根県出身。上智大学文学部史学科卒。共同通信社社会部で95年~97年、テレビ朝日社会部で2006年~10年の計5年9カ月間、国税当局と証券取引等監視委員会を担当。10年にテレ朝を退社し、現在はフリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

59
著者は、元テレビ朝日社会部で国税当局と証券取引等監視委員会を担当、フリージャーナリストの田中周紀氏。税金事件の取材を長年続けてきたベテラン国税記者が、実際に使われた「脱税の手口」の数々を隅々まで解説した一冊。納税意識ゼロだったチュートリアル徳井の所得隠し、マルサが手掛けた日本初のFX取引脱税事件、国税当局を挑発し続けた「ネオン街の大家」丸源の敗北など17事例を紹介。暗号資産の課税の仕組みが分かりにくく納税できずに破産する個人投資家はある意味可哀想かな。納税についての最低限の知識を持つことは必須ですね。2022/06/22

ゆりまなっとう

6
図書館本、面白かったと言えば語弊がありそうですが。FXや仮想通貨で億り人になった人は羨ましいと思ったけど知らなかったでは済まされない事になるんだと勉強になった。稼いだ金額や脱税した金額も具体的に有り目が白黒。学歴なくても成功した話など最後は懲役喰らうけど成り上がり感凄いなと思った。仮想通貨、まさかまさかがあるんだね〜、でも瞬間億ったとしても乱高下するし危険なのかな。税金は仮想通貨は半分くらい持ってかれるんですね、詳しくは知らないけど。仮想通貨やるなら万が一の税金の事かんがえないとね。2023/06/02

hiyu

4
種々の脱税の手口、スキームがそれぞれ示されていて参考ではあったが、自分には全く思いつかないだろうな。そもそもその度胸もない。2023/05/16

onepei

4
実録だけあって細かい2021/09/03

yuki

4
暗号資産への課税については知らなかったので非常に面白かったが、後半は同じ手法の繰り返しで少し冗長な印象。金銭的な成功者は何故税金を払いたがらないのか疑問。それだけ金銭に執着するから成功することができたのだろうか。2021/08/29

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