出版社内容情報
米朝交渉が頓挫し、経済の苦境を脱せない北朝鮮。権力を握る兄妹の役割や知られざる国家経営の実態を、ディープな取材で解き明かす。
内容説明
韓国平昌五輪で見せた優しいイメージ、南北連絡事務所爆破で見せた激しい罵倒の言葉…。俄かに表舞台に登場した独裁者の妹とはどんな人物なのか。金日成の血を引くファミリーの骨肉の権力闘争を勝ち抜いた兄妹が牛耳る秘密国家のベールを剥ぐ!
目次
プロローグ 滅びの道を歩む金王朝、揺らぐ世界
第1章 金与正とは何者か
第2章 権力闘争の内幕―金正男はなぜ暗殺されたのか
第3章 金正恩政治の実態
第4章 独裁体制の正体
第5章 核とミサイルの行方
著者等紹介
牧野愛博[マキノヨシヒロ]
朝日新聞記者。1965年、愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、大阪商船三井船舶(現・商船三井)に入社。1991年、朝日新聞社入社。瀬戸通信局、政治部、販売局、機動特派員兼国際報道部次長、全米民主主義基金(NED)客員研究員、ソウル支局長などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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