内容説明
肉体と肉体がぶつかり合う人類最速のレース、競輪。「KEIRIN」の名で五輪競技ともなった日本発の世界的スポーツでもある。東京五輪では競輪のトップ選手が自転車トラック競技の代表に名を連ね、メダルの有力候補に挙げられている。その醍醐味を縦横に語る。
目次
第1章 競輪とはなにか
第2章 競輪選手という仕事
第3章 スーパースター&レジェンド列伝
第4章 ケイリン、世界に羽ばたく
第5章 競輪ことはじめ
第6章 地方と競輪
第7章 変わりゆく競輪
第8章 競輪と補助事業
著者等紹介
轡田隆史[クツワダタカフミ]
ジャーナリスト。1936年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。朝日新聞社で、社会部デスク、編集委員、論説委員などを歴任、夕刊コラム「素粒子」を担当した。著書多数
堤哲[ツツミサトシ]
ジャーナリスト。1941年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。元毎日新聞編集委員。JKA広報誌『ぺだる』に「競輪事始」を連載
藤原勇彦[フジワライサヒコ]
ジャーナリスト。元朝日新聞記者。朝日マリオン21取締役編集長、森林文化協会常務理事などを歴任。JKA広報誌『ぺだる』で補助事業の現場レポートを執筆
小堀隆司[コホリタカシ]
ノンフィクション・ライター。1971年生まれ。平成15年度Numberスポーツノンフィクション新人賞受賞。陸上や体操などを中心に取材・執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
C-biscuit
12
図書館で借りる。ガールズケイリンからすっかり競輪にハマったw。まだまだガールケイリン中心であるが、競輪という世界を面白く思う。この本では競輪という公営ギャンブルができた歴史から、最近の状況まで面白く知ることができる。戦後復興の財源確保として、戦災都市等を条件に地方分権の先駆けとして、GHQから許可された競輪。どの公営ギャンブルも目的があるが、競輪も多くの学校等の地域の復興に役立てられた。多様な楽しみがある今の世の中であるが、個人的にはアスリートの受け皿として期待している。税金だと思って楽しみたいwww。2022/08/28
スプリント
10
競輪に詳しくないので入門編としては読みやすく分かりやすかった。 2022/04/03
田中はにわ
2
趣味である競輪に背景を求めて、本で読む。歴史的記述がふと出てくるのが面白い。戦後の闘牛ブームなんてはじめてきいた。2023/12/18
-
2
流し読み。中野浩一は凄い。2021/08/08
1dR47tK
1
競輪入門書だった。「いつもの」概要が書いてあるだけ。ベテラン記者が書いてるんだから、もっとバンク周りの熱い湿っぽい話が欲しかったな。、2020/11/23