文春新書<br> 消費税が国を滅ぼす

電子版価格 ¥968
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文春新書
消費税が国を滅ぼす

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  • サイズ 新書判/ページ数 271p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166612338
  • NDC分類 345.1
  • Cコード C0295

内容説明

消費税は、多く稼いだ者が多くを払う税の大原則に反し、稼ぎの少ない者の負担が増す「悪魔の仕組み」だ。税制研究の泰斗は、「大企業が優遇されている法人税制の欠陥を正せば、消費税増税なしに日本経済の再建は可能である」と断言する。税制面から日本復活の方策を提言。

目次

はじめに 安倍晋三首相への緊急提言
第1章 消費税が日本の経済を破壊する(消費税は「悪魔の仕組み」;本末転倒の消費税増税対策 ほか)
第2章 本当は高くない日本の法人税の真相(法人税の仕組みと計算の要領;実際の税負担は法定税率の6割未満 ほか)
第3章 なぜ大企業の税負担は軽いのか(浸蝕されている課税ベース;租税特別措置という「隠れ国庫補助金」 ほか)
第4章 タックス・ヘイブンの正体(グローバル経済 闇の中核;パナマ文書・パラダイス文書の衝撃 ほか)
第5章 不公平税制を是正して日本を活性化せよ(強欲資本主義に汚染された日本;政治に翻弄され、変質した日本の税制 ほか)

著者等紹介

富岡幸雄[トミオカユキオ]
1925年生まれ。中央大学名誉教授、名誉評議員。商学博士。旧制横浜高等商業学校(現・横浜国立大学経済学部)在学中に学徒出陣。復員後、国税庁へ勤務。そのかたわら中央大学法学部の夜間部へ通い、第1回公認会計士試験、第1回税理士試験に第1号で合格。在職中に日本初の節税指南書を刊行。国税庁から中央大学助教授へ転じ、1965年に教授就任。その後、政府税制調査会特別委員などを歴任。95年に退職した後も富岡総研を主宰し研究を継続している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hk

18
消費税増税という紋切型の表現はなんとかならないものか。これぞミスリードの代表選手だ。 どういうことか? 消費税増税という表現は、あたかも消費税目による税収が増加するような印象を与える。だが10月1日をもって増加したのは「消費税率」だ。消費税目の税収が増加するかどうかは神のみぞ知るである。よしんば2ポイントの消費税目引き上げ率より、個人消費の縮小率が大きければ税収は減少するではないか。それはとりもなおさず「消費税減税」だ。率を上げたからといって税収が上がるとは限らない。メディアはもっと言葉を推敲するべきだ。2019/11/19

モーモー

5
著者は税理士第一号の大ベテランだが、本は日本の税制問題を分かりやすく解説していた。 応能負担、富の再分配が税制の役割と話しているが、法人税が減少、富裕層の負担が減っており、それを負担させるための消費税のウェイトが高まっている。社会保険料も年々増加しており、庶民負担は増す一方。 会計上の利益は新聞でとりあげられるが、その企業が税金をいくら納めたかはなかなか紙面に掲載されない。 マスコミでそういう情報を開示していけば、少しは検討する会社はでてくるのでないか?2021/01/12

Akio Kudo

3
★★★★ そもそも税金を払わない大企業は存続させても良いのだろうか?ヤクザ組織と同じではないかと思ってしまう。2020/05/14

belalugosi6997

3
御年95歳。将来を憂う国士。前半戦は翁の意見に頷く場面も多く、久々の良著と思いきや。中盤は私の学の無さが故の理解不能、反省。但し、後半戦から終盤ははっきり言うが、老害。一見すると「財政再建」や逆に「バラマキ」は将来を憂う国士のように思えるが、大間違いである。平成の30年間は日本だけが成長していないのである。これだけのご意見番でさえ「財源は〜」と貨幣とは何か?どうやって発生するのか?を理解できていないのである。税のスペシャリストは税の仕組みには詳しくとも、何故徴税が必要なのかは全く理解していないのである。2019/12/15

k6pn

2
著者は財政再建と緊縮財政については必要とする立場のようだが、消費税が国内消費に与える悪影響や逆進性の指摘、大企業の税負担率の低さについての解説は見るべきものがあった。2019/10/12

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