文春新書<br> 日本の海が盗まれる

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文春新書
日本の海が盗まれる

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166612253
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

日本海を「東海」に変える韓国、豊富な魚介類と鉱物資源をかっさらう中国、年間二百隻もの北朝鮮漂着船…略奪の海の惨状を徹底ルポ。

内容説明

日本は竹島、尖閣諸島、北方領土などの海洋安全保障に頭を悩ませてきた。しかし、実は領土問題だけでなく、日本の多くの海洋資源が隣国によって奪われようとしている。海洋学の第一人者が送る「海に守られた日本から、海を守る日本へ」変わるための提言書!

目次

はじめに 海洋国家日本が危ない
第1章 日本海を無法地帯にした韓国・北朝鮮
第2章 北西太洋が中国に支配される日
第3章 北方領土返還の急所はロシアの海洋政策にあり
第4章 奪われる海洋資源
第5章 海の覇権をめぐるパワーゲーム
あとがき 海を知り、海を守る

著者等紹介

山田吉彦[ヤマダヨシヒコ]
東海大学静岡キャンパス長(学長補佐)・海洋学部教授。1962年千葉県生まれ。学習院大学卒業後、東洋信託銀行入行。91年、日本船舶振興会(現・日本財団)に移り、海洋グループ長、海洋船舶部長などを歴任。北朝鮮工作船の一般展示や沖ノ鳥島の有効利用案の提示など、斬新な海洋関係事業を数多く実現。海賊問題、沖ノ鳥島、対馬、尖閣諸島などの問題をいち早く提起した。2009年より現職。博士(経済学、埼玉大学)。海洋を経済、政策、外交、環境、安全保障など横断的に研究する第一人者であり、テレビ出演も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雲をみるひと

32
海洋スペシフィックな話題もあるが、全体的には日本の周辺国との関係がテーマ。主張内容はやや極論ではあるが、一つの見方として有用と思われる。内容的にはよく目にするものも多いが、幕末に日本に譲歩したというロシア側から見た主張の紹介など目から鱗の見方も多々ある。2021/12/12

HMax

27
「海に守られた日本から、海を守る日本へ」。隣国を選べない日本とはよく言ったもので、ロシア:クリミア問題、北方領土、国境支配に独自のルール、北朝鮮:核開発のテロ国家、韓国:国際条約より感情論、中国:仲裁裁判所の裁定を紙屑よばわり、PR下手な日本、一発逆転の発想で、環境保護から入り、日本の海を守る方向へ進んではどうか。それにしても北朝鮮、中国の動きが不気味、2012年106隻2000人の中国人が五島列島福江島玉之浦に侵入、2018年には200隻を超える木造船が日本に漂着・漂流、国境の町が危ない。2019/12/14

to boy

25
日本を巡る海洋に関する危機的状況を記載されていますが、時に目新しい記事が無くてちょっとがっかり。日本海、東シナ海、ホルムズ海峡などの現状を書かれているが、だからどうしたら良いという見解が少ない。それにしても日本の隣国はルールを守らない国ばかりなのに性善説を採りたい日本の無策が嘆かわしい。特に世界に発信する情報戦のお粗末さはもう少し何とかならない物か。2019/10/25

金吾

22
日本の海に関する現状特に中国の現状変更の動きが書かれています。かえすがえすも日本の政治・外交の無責任な行いが子孫に報いを能えていると感じます。2024/02/08

魚京童!

16
盗まれる、盗まれるっていったて、使ってないじゃん。使っていて、それが奪われるなら、取り返そう!戦争だ!皆の衆、核を持て!って言えるけど、別に活用もしていない、ただの海じゃん。もっと使おうよ。使えるなら、どんどん東に行けばいいじゃん。空母とか作ってるなら、同じように海で生活できる基盤を作って、漁業をしていけばいいじゃん。空母の周りを囲って餌があるところをうろうろすればいいじゃん。使ってないのに、盗まれるっていったってしょうがないでしょ。まずは有効に活用してから話そうよ。2022/07/03

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