出版社内容情報
北朝鮮問題究極の決断。自衛隊を「戦う組織」に。AIで戦争は終わらなくなる? 冷徹な戦略論理による「危機の時代」の対処法。内戦を完璧に封じ込めた「1.0」=江戸、
包括的な近代化を達成した「2.0」=明治、
弱点を強みに変えた「3.0」=戦後。
そしていま、日本は自ら戦える国「4.0」に進化する!
世界的戦略家による緊急提言!
日本に核武装はいらない。
必要なのは「先制攻撃能力」と「作戦実行メンタリティ」だ。
[ルトワック語録より]
●日本のチャンスは北朝鮮の非核化が本格的に開始されてからだ。
●戦争で必要なのは、勝つためになんでもやるということだ。そこにはズルをすることも含まれる。目的は「勝つこと」であり、「ルールを守ること」ではないからだ。
●見事なパレードを行う軍隊は、ほぼ実戦で役に立たない。無駄なことにコストを使っているからだ。
●米中の対立の主戦場は、もはや軍事的な領域から、地経学(ジオエコノミックス)的領域に移りつつある。
●もし日本が本当にリアルな戦略を考えるならば、最優先されるべきは少子化対策だ。
エドワード・ルトワック[エドワード ルトワック]
著・文・その他
奥山 真司[オクヤマ シンジ]
翻訳
内容説明
戦後日本を守ってきた「同盟による抑止」。しかし、これが通用しない相手に対し、どうやってこの国を守るか?その答えが「日本4.0」だ。先制攻撃能力の構築、日本に必要な特殊部隊のあり方など、世界的戦略家による緊急提言。
目次
第1章 日本4.0とは何か?
第2章 北朝鮮の非核化は可能か?
第3章 自衛隊進化論
第4章 日本は核武装すべきではない
第5章 自衛隊のための特殊部隊論
第6章 冷戦後に戦争の文化が変わった
第7章 「リスク回避」が戦争を長期化させる
第8章 地政学から地経学へ
第9章 米中が戦う地経学的紛争
著者等紹介
ルトワック,エドワード[ルトワック,エドワード] [Luttwak,Edward N.]
米戦略国際問題研究所(CSIS)上級顧問。戦略家、歴史家、経済学者、国防アドバイザー。1942年、ルーマニアのトランシルヴァニア地方のアラド生まれ。イタリアやイギリス(英軍)で教育を受け、ロンドン大学(LSE)で経済学で学位を取った後、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学で1975年に博士号を取得。同年国防省長官府に任用される。専門は軍事史、軍事戦略研究、安全保障論。国防省の官僚や軍のアドバイザー、ホワイトハウスの国家安全保障会議のメンバーも歴任
奥山真司[オクヤママサシ]
1972年生まれ。カナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学卒業。英国レディング大学大学院博士課程修了。戦略学博士(Ph.D.)。国際地政学研究所上席研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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