文春新書<br> 歴史の中のワイン

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文春新書
歴史の中のワイン

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166611782
  • NDC分類 588.55
  • Cコード C0295

出版社内容情報

ワイン製法の革命的変化の歴史と楽しみ方の変遷をたどりつつ、著者を魅了した十三本のワインを紹介。教養としてのワイン書の決定版!

山本 博[ヤマモト ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

古代メソポタミアに造られ始めたワインが、いかにして今日、私たちの食卓に供されるようになったのか。その歴史と技術革命をたどりつつ、ワインの楽しみ方の精髄に迫る。日本ワイン界の重鎮である著者の心を奪った十三のワインの物語から、本当の“神の雫”を探し出そう!

目次

第1章 ワイン革命(はじめに―文化としてのワイン;猿酒伝説はおとぎ話;ワインのあけぼの―ノアの箱舟のルーツ、ギルガメッシュ伝説;エジプトのファラオはワインびたり―壁画が語るワイン誕生;聖書時代のワイン―旧約と新約では大ちがい ほか)
第2章 僕のこころを奪ったワイン(シャトー・ディケム―極甘口ワインの王座は不変;シャトー・ラフィット―気品・複雑・洗練美の極致;ロマネ・コンティ―世界一のワインを生んだ秘密;モンラッシェ―歳月のみが磨く洗練さの不思議;ボルドーの優れたワイン―格付銘柄ものだけが飲むべきワインでない ほか)

著者等紹介

山本博[ヤマモトヒロシ]
1931年、神奈川県横浜市生まれ。弁護士。早稲田大学大学院修了。フランス食品振興会(SOPEXA)主催の世界ソムリエ・コンクールの日本代表審査委員。日本輸入ワイン協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

6
ネタ本としてもトリビア本としても中途半端な内容ではありますが入門編としてはよいかもしれません。2018/11/30

Christena

5
うーん。 特に新しい情報なし。著者の偏見や個人的な何かが多少気になった。2018/11/10

Daisuke Oyamada

2
日本は古くから、自分達から排出される糞尿は農作の肥料として利用し、循環システムとして機能していた。衛生面が保たれていることに加えて、日本は水が豊富。飲料水に困ることなどあまりなかった。 かたや、中世のヨーロッパ。 都市に集まった人々は、糞尿は普通にその辺に捨てるし、家畜の管理も不衛生で汚染極まりない社会だった。 そのため安全に飲める水は、ほとんど存在しなかったという。 安全に人体に入れる水分「保存の利く飲用水」として ワインの文化が根付いたの・・・ https://bit.ly/3NJ90W12022/07/04

ソーニャ

2
タイトルの歴史というところにひかれて読んでみた。 前半はタイトル通りで後半は著者が好きなワインについて。帯にあるような本物とか神の雫とかを求め決めていくような本ではない。 フランス革命はワインの世界にも大きな変化をもたらしたことが分かった。壺、壜、圧搾機、樽、コルクなど道具の話も面白かった。後半はワイン世界の幅の広さ、奥深さ、差の細やかさを知れた。2018/12/09

さと

1
フランスを中心としたワインの歴史。昔のワインは水のように薄かったし、甘口が主流でタンニン豊富なものは好まれなかった。まるで自分がワインを覚えた歴史をたどっているようだ(笑)。 後半は、銘醸地のワイン特集のような感じになっている。ペトリュス飲んでみたいなぁ。2018/12/30

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