出版社内容情報
「知の巨人」は普段どんなことを考えているのか。日々のニュースから歴史に思いを馳せ自らの病から生と死を考える知的生活者の日常。毎日の生活の中には知的好奇心を刺激する素材があふれている。
テロのニュースを聞き、その背後によこたわる歴史を考える。
自然災害の報をうけて、火山国、地震国という日本の宿命を改めて問い直す。
オリンピックをみながら、あの戦争を思い起こす。
横綱誕生のニュースから、トランプ大統領の今後を想像する。
バーの店主だった時代を回想し、いまのジャーナリズムに檄を飛ばす。
そして、みずからの病から、人間の生と死へ思いをはせる。
日々、接するニュースや、足を運んだ展覧会、取材であった科学者の言葉などから、思考の材料を取り出す。そんな「知の巨人」のあざやかな手腕が味わえるエッセイ集。
〈目次〉
第1章 生と死に学ぶ
第2章 歴史と語らう
第3章 科学を究める
第4章 戦争から考える
第5章 政治と対峙する
●特別講義●
・最先端技術と10年後の「日本」
・ノーベル賞興国論
立花 隆[タチバナ タカシ]
著・文・その他
内容説明
普段、眺めているニュースの中には知的好奇心をかきたてる材料が埋まっている。テロの報を受けて世界史を思い、地震が起こると火山国、地震国という日本の宿命を問い直し、国会中継を見ながらこの国の未来を憂う。「知の巨人」のアンテナがキャッチした知的生活のためのヒント集。
目次
生と死に学ぶ
歴史と語らう
科学を究める
戦争から考える
政治と対峙する
特別講義 未来を描く
著者等紹介
立花隆[タチバナタカシ]
1940年、長崎県生まれ。64年、東京大学仏文科を卒業し、文藝春秋へ入社するが退社し、67年に東大哲学科へ学士入学。在学中から評論活動に入り、74年の「田中角栄研究―その金脈と人脈」で社会に大きな衝撃を与えた。おもな著書に『武満徹・音楽創造への旅』(吉田秀和賞受賞作)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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