出版社内容情報
マッカーサーはなぜアメリカで嫌われたのか? 民主主義国家にとって政治と軍事の関係はどうあるべきかを日米英の歴史から考察する。
内容説明
田母神空幕長解任事案はなぜ起きたのか。マッカーサー元帥はなぜ米軍人から嫌われたのか。湾岸戦争でのパウエル統合参謀本部議長の判断は本当に正しかったのか―国内外の豊富な事例から、民主主義国家における政治と軍事の関係はどうあるべきかを探った画期的な試み。
目次
序章 「自衛隊からの平和」から「自衛隊による平和」へ
第1章 自衛隊の東日本大震災対処への賛辞の裏側で起きていた事実
第2章 日本の政軍関係の現状を考える
第3章 政軍関係の経験則を求めて太平洋を渡る
第4章 米国が経験した政軍関係の象徴的な事例
第5章 さらに、政軍関係の経験則を求めて大西洋を渡る
第6章 民主主義国家日本が取り組むべき政軍関係の課題
終章 我々は、何故、今、政軍関係に向き合わなければならないか
著者等紹介
廣中雅之[ヒロナカマサユキ]
1979年防衛大学校卒業(国際関係論専攻)、航空幕僚監部人事教育部長、統合幕僚監部運用部長、西部航空方面隊司令官、航空支援集団司令官を経て、航空教育集団司令官を最後に退官(2014年8月)。現在、アジア・パシフィック・イニシアティブ(API)上級研究員、伊藤忠商事航空宇宙部顧問、2015年6月~2017年6月、米国ワシントンD.C.駐在(新アメリカ安全保障センター上級研究員、笹川平和財団米国・国家安全保障及び外交問題研究員)、米国ジョンズ・ホプキンス大学高等国際関係研究大学院(SAIS)修士課程修了、米国戦略国際問題研究所及びスタンフォード大学国際安全保障研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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