文春新書<br> 米中激突―戦争(ウォー)か取引(ディール)か

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文春新書
米中激突―戦争(ウォー)か取引(ディール)か

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166611379
  • NDC分類 319.530
  • Cコード C0231

出版社内容情報

米露vs中か、米中vs露か、中露vs米か。組み合わせ次第で激変する日本と朝鮮半島と東アジア。トランプvs習近平、勝負の行方。

内容説明

予測不能なトランプ外交に翻弄される習近平。ロシア疑惑で窮地に立つトランプ。「君子」でも「紳士」でもない二人の間には、「戦争」か「取引」しかない。米中間で何が起こるのか?その結果、日本と東アジアはどうなるのか?

目次

まさかのトランプ大当選―予測が外れた習近平
当選後に一変した中国人のトランプ評価
トランプに脅しをかける習近平―無人水中探査機奪取
効果てきめんの台湾カード―「一つの中国」とは?
「米ロ同盟」戦略に怯える習近平
ロシア疑惑とトランプ弾劾の可能性
買収作戦でトランプに取り入ろうとする習近平
トランプ政権で増す日本の存在感
大中国が小朝鮮に貢物―北朝鮮の核問題
米中激突と朝鮮半島の混乱
砲声の中の宴―米中首脳会談
中国は世界のリーダーになれない

著者等紹介

陳破空[チェンポーコン]
1963年、中国四川省生まれ。湖南大学、上海・同済大学で学び、1987年、広州・中山大学の経済学部助教授。1986年、上海民主化運動を組織。1989年、広州から天安門の民主化運動に呼応し、リーダーとして関わり、二度投獄される。1996年、米国に亡命し、コロンビア大学客員研究員、後にコロンビア大学の経済学修士に。現在はニューヨークに滞在し、テレビ、ラジオで政治評論家として活動

山田智美[ヤマダトモミ]
1972年、東京都生まれ。日本大学文理学部中国文学科卒業。日本と台湾でのライター&コーディネーター業を経て、フリーランスの翻訳業に従事。陳破空氏の一連の著書の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

25
トランプと習近平のネガティブな面を強調した内容。17年の著でありトランプの続投があるのか、彼らの駆け引きが続くのか興味深い。 ボルトンが当時提言した在日米軍を台湾に移動の案は面白い。日本の米軍の空洞化で危機感が増すが、尖閣などは却って近くスクランブルに有効。さらに中国の台湾侵攻なども防げ、南沙諸島も中国への睨みがきく。2020/09/26

北山央晃

1
国際情勢はよく理解できないことが多い。 というか、中国、韓国、北朝鮮の政治的行動原理がわからない。こんな僕はおひとよしの政治音痴の典型的日本人なのか、そうではないのだろうか。 今の日本人は大なり小なり欧米的政治的行動原理の影響を受けているとすれば、特に中国人、その政府の政治的行動原理は違う価値観に基づいているのだろう。 やがて中国がどのような国際政治を目指していくのかそして欧米的政治的行動原理とどこかでアジャストするのかクラッシュするのか。興味は尽きない。2017/12/24

Satoshi

1
○ 少し鵜呑みにできないような気がする本。2017/11/19

東側ギャン

0
今の中国共産党は圧倒的に国力の小さい相手、漢王朝にとっての匈奴や唐王朝の吐蕃みたいに北朝鮮に貢物をおくって媚びてるっていのにはふむって思った、確かに。2017/10/16

古本虫がさまよう

0
去年の7月に出た本。トランプ政権発足以降の米中の国際関係の動きを論評したもの。 前著『日米中アジア開戦』 (文春新書)も面白く読んだ記憶がある。 中国からの亡命者ということもあり、中国にはかなり批判的だ。そのあたりの中国分析はおおむね正しいと思う。今回の本(『米中激突』)では、トランプと習近平の二人を中心に比較分析しながらの一冊。おおむね、習は尊大で卑小な政治家として描かれている。2018/05/17

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