出版社内容情報
三百年前に作られたヴァイオリンが、いまだにナンバーワンなのはなぜか? 製作者、演奏者、楽器商のエピソードから、その謎に迫る!
内容説明
ヴァイオリンほど不思議なものはない。三百年前に作られた木製楽器が、骨董品ではなく、現役としてナンバーワンの地位を占めているのだから。頂点に位置する二人の名工の作品を軸に、なぜ、これほどまでに高価なのか、なぜ、これほどまでに美しい音色なのか、その謎と神秘に迫る。
目次
第1章 ヴァイオリンの価値とは何か
第2章 ヴァイオリンという楽器1―その起源と完成度の高さ
第3章 ヴァイオリンという楽器2―ヴァイオリンを構成する素材と神秘
第4章 アントニオ・ストラディヴァリの生涯と作品
第5章 グァルネリ・デル・ジェスの生涯と作品
第6章 閑話休題
第7章 コレクター抄伝
第8章 銘器と事故
最終章 封印された神技
著者等紹介
中野雄[ナカノタケシ]
1931年長野県松本市生まれ。東京大学法学部卒業。日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)を経てオーディオ・メーカーのトリオ(現・ケンウッド)役員に就任、代表取締役、ケンウッドU.S.A.会長。昭和音楽大学・津田塾大学講師を歴任。現在、映像企業アマナ常任顧問等を務める傍ら、音楽プロデューサーとして国内外で活躍。サイトウ・キネン財団評議員。LP、CDの制作でウィーン・モーツァルト協会賞、芸術祭優秀賞、文化庁芸術作品賞等受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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