文春新書<br> スマホ廃人

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文春新書
スマホ廃人

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166611263
  • NDC分類 694.6
  • Cコード C0295

出版社内容情報

7割の日本人が使っているスマホ。便利さの陰には、SNSいじめ、ゲーム依存、子守やしつけまでアプリに委ねる超管理社会があった!10代のスマホ普及率は9割を超え、シニアでも約半数が活用するスマートフォン。

圧倒的な便利さから「手放せない」人が多いのではないでしょうか。しかし、その裏には、「手放せない」のにはたくさんの理由があることが、綿密な取材から明らかになりました。

■スマホに管理される子育て

・母子手帳がアプリ化。子育ての相談はAIが24時間体制で応じてくれる

・アプリが授乳のタイミングをお知らせしてくれる。子育ての悩みは掲示板へ

・母親の目線を集めたい子供を描いた絵本『ママのスマホになりたい』がヒット

■がんじがらめの学生生活

・風呂の間も、寝るときも……すぐに返事をしなければならない「LINE」の恐怖

・グループから外されたらいじめがスタート

・「直接殴るのは怖いけど、LINEなら『死ね』って言えちゃう」手軽さ

■たこつぼ化するコミュニティ

・ソーシャルゲームの中だけでは「勇者」でいられるという孤独

・ゲームコミュニティーの居場所を維持するために課金を続ける人々

■いじらせ続ける、その秘訣

・動くモノを追いかけてしまう人間の心理

・トイレまでスマホを持っていく人の数とは?



廃人にならず、賢くスマホと付き合う方法とは何か? スマホの論点が分かる一冊!





◆◆目次◆◆

◆第1章 子育ての異変

授乳アプリに管理される母親

一〇〇万の「赤ちゃんマーケット」が生み出される

鬼が

石川 結貴[イシカワ ユウキ]

内容説明

コミュニケーションやゲームのみならず、しつけや子守もこなすなど、単なる端末の域を超えて活用の幅が広がるスマホ。一方で、高い中毒性が指摘され、長時間の使用は身体への影響が懸念されている。文明の利器は諸刃の剣なのか?豊富な取材をもとに最前線を追う。

目次

第1章 子育ての異変(授乳アプリに管理される母親;一〇〇万の「赤ちゃんマーケット」が生み出される ほか)
第2章 スクールカーストとつながり地獄(九八・五%の高校生がスマホを所有;LINEの未読メッセージが二〇〇「積もる」 ほか)
第3章 すきま時間を埋めたくなる心理(なんとなくスマホをいじってしまう;「トイレにスマホ」が二割 ほか)
第4章 エンドレスに飲み込まれる人々(老父にスマホを与えたら;高齢者向けアプリ市場の活況化 ほか)
第5章 「廃」への道(依存症の子どもたちを救うには;「シャットダウン制」という取り組み ほか)

著者等紹介

石川結貴[イシカワユウキ]
ジャーナリスト。家族・教育問題、青少年のインターネット利用、児童虐待などをテーマに取材。豊富な取材実績と現場感覚をもとに、出版のみならず新聞連載、テレビ出演、講演会など幅広く活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

万葉語り

58
2週間の出張は片道4時間。往路で読了した。気が付くとスマホに触っている自分が確かにいて、仕事が忙しくてさえこうなのに、こどもや老人や主婦がはまったら怖いと思った。機械に支配されるのか、便利に使いこなすのかは自分次第だから、確かな知識をつけたいと思った。2018-1012018/05/20

hatayan

56
もはや生活のインフラとなったスマホが与えたインパクトを幅広い世代から取材。スマホに気を取られ、子どもと感覚的なコミュニケーションを交わす機会を失う子育て中の母親。互いの親密さをLINE上で確認し続けることで排除の恐怖から逃れる高校生。スマホのGPS機能で休息時間も会社に監視される会社員。孤独で生きがいがない寂しさを埋めるべくスマホに没頭する老人。生まれる前からネットがある環境で育った世代が社会に出る20年後、スマホは人を幸せにするだけでなく想定外の事態を引き起こすのではないかとぼんやりした不安を記します。2020/04/07

ブルー

40
幼児、学生、親、高齢者。幅広い年齢層毎にスマホの悪い面の現状をこれでもかと詰め込んだ新書。きっと誰もが身に覚えがあり、他人事とは割り切れないと思います。「気付けば見てしまう」事って誰でもあるはず。私はコンテンツ型の依存に近いのかも。youtubeやアプリを隙間時間にぼ〜っとしちゃってる。かと言って、スマホは大切な情報インフラ。手放すことが出来ないならどうすれば良いのでしょう?これは自分自身で考えないと行けない部分なのでしょうね!2017/07/23

陽子

35
衝撃タイトル。スマホを取り巻く日本の現状が具体的にルポされている。読み進めるうちに「こんな現実があるのか」と絶句。正直気持ちが滅入った。コミュニケーションツールとしてのスマホに焦点を当てながら、知らずに陥る恐ろしい部分が多々。今や生活上のインフラと化したスマホ。しかし開く時間が長くなり、画面を開かないでいると苦痛を感じるようになると、それは「依存状態」だという。睡眠障害、自律神経に乱れが生じ、機械を通しての人間関係に束縛されてストレス状態に晒されていく様々な年代の実例が多々。『スマホ脳』の本より怖かった。2021/01/16

リキヨシオ

34
スマホ依存に陥る3大原因・手軽である・身体感覚とマッチする・感覚への刺激を得やすい。5歳児の6割が使用、子育てにもアプリが利用、ソシャゲでは課金による名声や承認、SNSではいつでも誰とでもコミュニケーションを取れるようになった。しかしスマホ依存に陥りスマホ廃人になる利用者も多い。スマホの普及には社会の不寛容や周りからの同調圧力なども影響がある。だからといってここまで普及した便利なスマホを今さら人間から取り上げる事はもう不可能。これからさらに進化して完璧になるスマホへの付き合い方は難しくなっている。2017/07/03

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