文春新書<br> 戦争を始めるのは誰か―歴史修正主義の真実

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文春新書
戦争を始めるのは誰か―歴史修正主義の真実

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  • サイズ 新書判/ページ数 326p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166611133
  • NDC分類 209.71
  • Cコード C0222

出版社内容情報

二つの世界大戦は必要も理由もない戦争だった。戦後の「公式」の歴史観は、その「必要」や「理由」をいかにでっち上げたか。 二つの世界大戦は必要のない戦争だった。とくに第二次大戦は、チャーチルとルーズベルトがいなければ起らなかった――。

本来の「歴史修正主義」とは、戦前の日独を全面肯定する歴史観のことではありません。米英の外交に過ちはなかったのか、あったとすれば何が問題だったのか、それを真摯に探る歴史観のことです。

「公式の歴史」では、ベルサイユ体制と国際連盟体制を破壊した枢軸国(日独伊)の他国への侵略が第二次大戦の原因と説明されますが、実は英米参戦の「必要」や「理由」は後からでっち上げられました。「ヒトラーはどん底のドイツ経済を立て直した」「オーストリア国民はドイツへの併合を熱烈に歓迎した」「借金に追われていたチャーチルにとって、ナチス台頭は絶好のチャンスとなった」などと、本当のことを言ってしまうと、連合国が作り上げた戦後体制の正当性が崩れてしまうのです。

戦争を始めるのは誰か?――本書は、二つの世界大戦の真実に迫ります。



キーワード:第一次世界大戦、第二次世界大戦、歴史修正主義、歴史解釈、戦勝国、連合国、ヒトラー、スターリン、チェンバレン、フーバー、東京裁判、ナチス、モンロー主義、孤立主義、真珠湾攻撃、ユダヤ人、ホロコースト、スペイン内戦、満州事変、東西冷戦

渡辺 惣樹[ワタナベ ソウキ]

内容説明

「歴史修正主義」とは、戦前の日独をことさら評価する史観ではない。米英両国の外交に過ちはなかったのか、あったとすれば何が問題だったのか、それを真摯に探ろうとする歴史観だ。英米露独の外交と内政を徹底検証し、二つの世界大戦が実は「必要」も「理由」もない戦争だったことを明かす。

目次

第1章 第一次世界大戦の真実
第2章 第一次世界大戦後の歴史解釈に勝利した歴史修正主義
第3章 ドイツ再建とアメリカ国際法務事務所の台頭
第4章 ルーズベルト政権の誕生と対ソ宥和外交の始まり
第5章 イギリスの思惑とヒトラー
第6章 ヒトラーの攻勢とルーズベルト、チェンバレン、そしてチャーチル
第7章 ヒトラーのギャンブル

著者等紹介

渡辺惣樹[ワタナベソウキ]
日米近現代史研究家。1954年生まれ。静岡県下田市出身。東京大学経済学部卒業。カナダ・バンクーバー在住。英米史料をもとに開国以降の日米関係を新たな視点から研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。