文春新書<br> さよなら、ストレス―誰にでもできる最新「ご機嫌」メソッド

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文春新書
さよなら、ストレス―誰にでもできる最新「ご機嫌」メソッド

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  • サイズ 新書判/ページ数 171p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166610983
  • NDC分類 498.39
  • Cコード C0295

出版社内容情報

毎日、あなたを襲うストレスの洪水からフリーになるにはどうしたらいい? スポーツ心理学の第一人者が最新のメソッドを教えます! 労働安全衛生法に基づく「ストレスチェック制度」が、平成27年12月1日に施行されました。これに基づいて、各企業には産業医によるストレスチェックが義務付けられます。しかし、労働環境が厳しくなる一方の昨今、チェックを受けて「ストレス・フリー」と診断される人がいるわけありません。結局、「軽度のうつ傾向にある」などと診断されて、いったん診断されれば、それに対応した治療を受けることになります。

しかし、従来のストレス対策で、本当にストレスは解消されるのでしょうか。

スポーツドクターとして著名な筆者の辻秀一先生はこう言います。

「世の中にあふれているストレス解消法は、たとえばストレスの海の中をいかに泳ぐか、その泳ぎ方を教えているようなものです。結局、水につかっている状況は変わらないのですから、いずれは疲れ果てて、溺れてしまいます。重要なのは、ストレスの海から陸地へとあがること。そのやり方を教えなくては意味がありません」

ストレス対策として、レジャーやスポーツ、はたまたポジティブシンキングなどをすることは、結局、時間とお金と健康を失うだけという辻ドクター。では、ストレスにさよならできる方法とは……。

お金も時間もかけずに、みんなが「ご機嫌」になる辻先生のメソッドをやさしく解説したのが本書です。ストレスに悩むビジネス・パーソン必読の1冊です。これを読むだけで、あなたはストレスに「さよなら」を告げることができます。

辻 秀一[ツジ シュウイチ]

内容説明

あなたが知っている、これまでのストレス対策は、ストレスの海での泳ぎ方を教えるものでした。どんなにうまく泳げても、泳ぎ続けている限り、いつかは疲れて溺れてしまいます。私の教えるメソッドは、ご機嫌の陸地へとあがる方法です。あなたはもう、泳ぎ続けなくてよいのです。

目次

第1章 ストレスについて知りましょう!(ストレッサーって何ですか?;ストレスで人はどうなるのですか? ほか)
第2章 ストレスで何が起こっているのでしょう?(病は気から;ストレスで心はどうなるのですか? ほか)
第3章 ストレスから解放されるための知恵を学びましょう!(ポジティブ思考の限界に気づきましょう!;コーピングというストレス対策があります! ほか)
第4章 これからは自分でご機嫌を作る時代です!―ライフスキル1~20(ご機嫌の価値を考えることからはじまります!;自己ツールを磨けばご機嫌になれる! ほか)
第5章 充実した人生は自分次第で可能です!(クォリティー・オブ・ライフを高めましょう!;自分らしく生きることに目を向けましょう! ほか)

著者等紹介

辻秀一[ツジシュウイチ]
スポーツドクター。(株)エミネクロス代表。1961年東京生まれ。北海道大学医学部卒業。慶應義塾大学病院内科で研修。慶應義塾大学スポーツ医学研究センターでスポーツ医学を学ぶ。「応用スポーツ心理学」をベースに、個人や組織のパフォーマンスを最適化・最大化する心の状態「Flow」を生み出すための独自理論「辻メソッド」を提唱。企業の産業医やチームドクター、健康コンサルタントとして活躍する一方、有名アスリートたちも指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mami

3
このメソッドは、自分に向いている。2018/09/22

Humbaba

2
本来出来事自体は何の意味もない。それに対してどのような意味をもたせるのかはそれを感じる本人次第である。そのことを正しく認識していれば、無意味にストレスを感じることはなくなる。どのようなことも自分の受取方次第で意味を解釈できるものであるため、ストレスと無縁にもなることができる。2017/01/18

Hideki Maeda

1
ストレスをなくすなら常にご機嫌でいよう、だそうだ。脳機能の観点からもパフォーマンスを上げたいならそうすべきなのだそうだ。 昔から病は気からといわれているが、まさに科学で証明されているのだ。ご機嫌でいるためのヒントがいくつかあるが、その中で印象深かったのは言い訳や文句、愚痴を言わないこと。生きていれば何かとストレスはかかるものでしょうが、ご機嫌ていられない状況や環境はよろしくないのはわかった。がまんや忍耐も何か違うみたいだ。すきなことをしてストレス発散をただちにしなくてはいけないなぁと思った。 2021/11/03

Ya

1
ストレスがどうにも無くならず、体への影響が凄まじいため手に取った。第4章に辿り着くまでがちょっとしんどかった。ストレスに困っている人は大体持ってる知識のおさらい(いらないわけではない)。この本の言いたい事は第4章から始まる。やはり脳をどうにかしないと!自分で変えるしかないし、うまくいけば人生変わるぜ!と、言うと若干怪しくなってしまうが、脳にどんどん興味がわくなぁ。 2019/09/03

冬佳彰

1
ストレスに対処するのに、「ポジティブシンキングにならなきゃ」や「現象の意味づけを変える」といった対処法は、それによって新たなストレスを上乗せすることになる、という話には頷ける。本書では、意味づけ自体を停止し、機嫌よくいるためのライフスキルを提示している。ただ、この提示のし方が、縦のものを横に切って断面を並べた感じがあり、「結局、何をどうしろと?」と戸惑ってしまう。この辺、良くある自己啓発系の本でもありがちだよな。本当はドクターの下で実施すべきものかもしれないが、順序のない断片知識だけが残ってしまう。2018/11/04

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