文春新書<br> イタリア「色悪党」列伝―カエサルからムッソリーニまで

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文春新書
イタリア「色悪党」列伝―カエサルからムッソリーニまで

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  • サイズ 新書判/ページ数 283p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166610358
  • NDC分類 283.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

文字通り「英雄色を好む」だったカエサル。ベッドの上でも天才だったダヴィンチ。7人のイタリア色悪男のエピソードで読む世界史。

凄くて悪くてモテまくった7人の男たち

文字通り「英雄色を好む」だったカエサル。ベッドの上でも天才だったダヴィンチ。7人のイタリア色悪男のエピソードで読む世界史。

内容説明

史上最強の古代ローマ帝国、芸術が花開いたルネサンス文化―。世界史を動かしてきた栄光の国、イタリアの英雄たちは権力欲ばかりか、性欲もすごかった!皇帝から芸術家まで、女好きなイタリア偉人たちの華麗にして壮絶な人生!

目次

第1章 ユリウス・カエサル―色を好んだ史上最強の英雄
第2章 ロドリゴ・ボルジア=法王アレッサンドロ六世―ローマ法王の犯した禁忌の愛欲
第3章 レオナルド・ダ・ヴィンチ―ベッドの上のモナ・リザの微笑
第4章 カラヴァッジョ―暴れる筆を持つ狂気の天才画家
第5章 ジャコモ・カサノヴァ―華麗なる夜の外交官
第6章 ジャコモ・プッチーニ―歌に生き、恋に生き、女に耽ったマエストロ
第7章 ベニート・ムッソリーニ―セックスと権力に溺れた独裁者

著者等紹介

グラッセッリ,ファブリツィオ[グラッセッリ,ファブリツィオ] [Grasselli,Fabrizio]
1955年、イタリア・ミラノに近いクレモーナに生まれる。ミラノ工科大学を卒業後、建築家として数カ国で活躍し、その後日本に魅せられ、永住を決意。東京に住んで20年余り。イタリアの文化、語学を教えることはもう一つのライフワーク。現在は文化団体「ダンテ・アリギエーリ協会」東京支部の会長を務め、同団体が設立したイタリア語学校「イル・チェントロ」校長でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fseigojp

17
映画セントアンナの奇跡を見るために、ムッソリーニを勉強 http://www.geocities.jp/timeway/setan.html は超おすすめサイト イタリアの複雑さが、よくわかる2015/08/12

ゆずこまめ

10
これは…短編小説集ですね。なぜ新書で出したのか。カエサルやカラヴァッジョなど、登場人物達の色好みは伝わってくるものの、悪党の部分は伝わってきません。なのであっさり読み終わってしまった。2015/11/10

Kumisuke92

9
イタリアを代表する色悪党として取り上げられているのはカエサル、ロドリゴ・ボルジア、ダヴィンチ、カラバッヂョ、カサノバ、プッチーニ、ムッソリーニ。近しい男性の目を通して描く7人は上質な短編小説のよう。興味を喚起するに十分な魅力的なストーリーとなっている。特に、あまり人生や人となりを知らない人物が面白かった。ボルジアは、イタリア統一を目指そうとしていたそうで、それが野心と捉えてしまえば野心だが、我々は歴史から統一の遅れによるイタリアの代償の大きさ知っているのだから、もっと評価されても良い人物なのではないか。2016/05/01

roatsu

9
イタリア史を彩った大物たちについて、そのそば近くで濃い関わりを持った男の視点から見るエピソード集。善悪や是非はさておいて歴史的な仕事を成し、異性をけた外れに愛しまた愛されたのが色悪党というならば、相応しい大立者が他にも大勢いるだろうと思いつつも、歴史に名を残した人々の見せる横顔の強烈さは単純に読んで面白い。ただ、帯の煽り文句は手に取るのに少々恥ずかしかった…。2015/07/26

たみき/FLUFFY

5
そもそも勝手にこちらが過度な期待をしたのではあるが「思っていたのと違った」というのが正直な感想。新書なのに短編創作小説。こういうのが読みたかった訳ではないのに・・・。タイトルにある「色悪」な部分は色>悪といった印象で、語り手が対象物に近い存在として設定されているからなのか、結局のところ「案外いい人でした」という部分が目立ってしまい、あまり「悪」の部分は感じられなかった。色についても言ってみれば「 たくさんの人と関係を持った」という点のみで、それ以外の逸話は印象に薄い。視点の設定で同性愛者が二人。意図的?2015/08/07

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