文春新書<br> 永田鉄山―昭和陸軍「運命の男」

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文春新書
永田鉄山―昭和陸軍「運命の男」

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  • サイズ 新書判/ページ数 278p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166610310
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「陸軍の至宝」「統制派の中心」と称された、その五十一年の生涯を掘り起こしつつ、現代にも通じる国防の思想を解き明かす力作評伝。

斬殺事件から80年 昭和陸軍「スーパーエリート」の人生
戦後70年の夏がやってきます。なぜ日本は太平洋戦争にむかったのか。いや、そもそも日本軍はなぜ中国、満洲に権益を求めて暴走したのか。さまざまな観点から、昭和史の議論が熱くなる夏になりそうです。
本書の主人公、永田鉄山は「陸軍の至宝」「永田の後に永田なし」とまで言われた、日本陸軍史上最高の「エリート」とされた人物。50歳で陸軍省の要職中の要職、軍務局長に抜擢されますが、1年後、白昼の陸軍省内で陸軍中佐に斬殺され、日本中に衝撃を与えます。
なぜ、スーパーエリートは殺されたのか。そして、彼が生きていたら、日本の歴史はどう変わっていたのか。
これまでに「樋口季一郎」「松井石根」の軍人評伝を文春新書で書き上げている早坂隆さんによる筆は、エリートだからこそ背負わねばならなかった運命を様々な証言、資料から編みあげていきます。
かつて理想を掲げあった仲間と溝が深まってゆく目標の違い。相次ぐクーデター計画と怪文書が飛び交う陸軍内の「派閥抗争」。永田が闘い続けたものとは何であったのか。昭和史上もっとも衝撃的な事件の真相に迫る、ノンフィクション評伝の誕生です。

内容説明

昭和十年八月十二日午前、東京三宅坂の陸軍省で永田鉄山軍務局長が、相沢三郎中佐に斬殺された。軍内の長州閥打破、国家総動員体制の研究と、陸軍改革を指揮した「陸軍の至宝」は、なぜ事件に巻き込まれたのか。戦前昭和の大スキャンダルに迫る、力作評伝!

目次

第1章 諏訪時代(故郷に佇む胸像;生誕;高島尋常小学校 ほか)
第2章 陸軍軍人への道(ドイツ語の習得;岡村寧次との出会い;陸軍中央幼年学校 ほか)
第3章 国防への意識(教育総監部;軍令陸第一号の制定;ドイツへの赴任 ほか))
第4章 総動員体制の構築を目指して(学校配属将校制度;整備局;自動車産業の育成 ほか)
第5章 満洲事変への対処(満州事変の勃発;事変への対応;十月事件 ほか)
第6章 派閥抗争(統制派と皇道派;深まる対立;某大尉とのやりとり ほか)
第7章 揺れる陸軍(真崎甚三郎の辞職;相沢三郎;相沢の思想 ほか)
最終章 暗殺(一人の侵入者;真昼の凶行;広がる動揺 ほか)
エピローグ(林銑十郎の辞任;公判;相沢狂人説 ほか)

著者等紹介

早坂隆[ハヤサカタカシ]
1973年生まれ。愛知県出身。ノンフィクション作家。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とくけんちょ

58
永田鉄山暗殺までの大きな流れを俯瞰していく。一部、歴史的事実の捉え方や当時の細かな描写は、著者の思いが影響しているようにも思うが。自分の発言に命をかけた時代。それが手放しでいいとは言わないが、指揮官は覚悟だけは無くしてはいけない。2021/03/10

skunk_c

51
永田鉄山の人となりについては、好意的立場からの記述が中心で、懐の深い、誠実だがユーモアもあり、家族思いの人物像が結ばれている。軍事思想としては外交重視で、総力戦下においては国家総動員体制を構築した上で、得るものの少ない戦争はできる限り避けるべきと考えていたとのこと。ただ、本書の歴史記述は極めて荒く、革命直後のソ連が脅威だとか、一面的な国際連盟の位置付けだとか、張作霖爆殺ロシア陰謀説をほのめかしたりと、かなりお粗末。評伝は歴史の中に人物をきちんと位置づけるのが重要だが、土台があやふやだと価値も薄れるのでは。2020/10/29

James Hayashi

40
陸軍の超エリート。彼の思想的なものは見えてこなかったが、彼の生涯と陸軍内の派閥抗争など書き記されている。陸軍の中心人物であり、その抗争ゆえ暗殺され、彼の死後の陸軍は「タガの外れた桶であった」という。その翌年226事件、支那事変と続き軍部の迷走が見られた。個人的には永田氏が生き残ってもいても大東亜戦争に突入していったであろうと思う。2018/08/29

donboo

18
派閥を嫌い撲滅 思想派閥という 国家総動員体制の確立。即ち有事の際は国民が一致団結して国家を守るということ。専守防衛 である。決して先制攻撃での開戦はあり得ない。陸軍内部での派閥闘争を良しとしない多くの信念が結果として彼を斬殺という最悪の結果を生む。派閥同士が切磋琢磨しながら同じベクトルを向き永田鉄山という人物が生きていれば満州国の関東軍の暴挙や大東亜戦争も回避し、全く別の日本という国家が生まれていた可能性を感じずにはいられない。2016/03/14

yamatoshiuruhashi

18
「陸軍の至宝」とまで言われた永田鉄山の伝記。確かに昭和前期(初期)の関係本を読むと多くこの冠をつけて鉄山は語られている。然しこう呼ばれ始めたのはいつ頃からなのか。存命中に一少将にそれほどの個人崇拝的評価を下すほど組織に人がいなかったのか、あるいは死後、「永田存命なれば」の思いからそう呼ばれるようになったのか。それによって、歴史の結果を知っている後世の人間が「歴史のif」として考えているのか、或いは本当に世界が変わってしまったのかわかるだろう。藩閥を排した者が新たな派閥を生み出すことになったのは皮肉である。2015/11/17

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