文春新書
作家の決断―人生を見極めた19人の証言

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  • サイズ 新書判/ページ数 319p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166609635
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0295

出版社内容情報

警官殺し容疑で逮捕された佐木隆三氏、給料日本一の社を辞した津本陽氏ほか渡辺淳一、田辺聖子、瀬戸内寂聴各氏ら19人の転機とは。

人生の達人たちが極意を語る

警官殺し容疑で逮捕された佐木隆三氏、給料日本一の社を辞した津本陽氏ほか渡辺淳一、田辺聖子、瀬戸内寂聴各氏ら19人の転機とは。

内容説明

「日本一、給料が高い会社」をやめたとき、「警官殺し」として誤認逮捕されたとき、人生に飽きて出家を決心したとき…作家たちは、さまざまな局面で、何を考え、どう行動してきたのか―。人生の指針となるべき19編のインタビュー。

目次

第1章 我々は人生の岐路で何を考えたか(森村誠一―ホテルマンほど人間観察の出来る仕事はなかった;佐木隆三―警察官殺しで誤認逮捕された留置場で犯罪者を観察 ほか)
第2章 恋愛と性について語る(小池真理子―女性は全面的に自分を受け入れてくれる異性を求めたがる;藤田宜永―かみさんとは、同志であり、男女であり、ライバルでもあるという宿命の関係 ほか)
第3章 プロフェッショナルとは何か(赤川次郎―全く仕事をしない日は、年に二、三日もない;西木正明―物書きなんて一つ間違えればホームレスですから ほか)
第4章 生と死について(北方謙三―ちゃんと生きればちゃんと死ねる;古川薫―文芸と言わず芸術というのは、死を賭けた遊びと言ってもよい ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tokotoko

32
いつも作家さんが書いてくれた本を当たり前のように読んでいる。時には作家さんの声を聞いてみたいなぁ、って思って借りました。前書きにもあるように、かなり正直に語ってくれてると思います。インタビューされた文芸学科の学生さん達のお力もきっと大きくて、作家さん自身も柔らかい気持ちでおしゃべりされたんじゃないかなぁって思います。直木賞の受賞や落選にまつわるお話も聞けます。作家や編集者を目指す方へのアドバイスもあります。ごく普通人の私は、作家さんの逞しさとねばり強さにただびっくりし、色んな本読まなくちゃって思いました。2014/06/21

佐島楓

27
19人の人気作家へのインタビュー。大学生が直接お話しをうかがっている企画なので、具体的に創作に臨む姿勢などをアドバイスしてくださっている方が多い。長期的に作家としてやっていける体力づくりなど、非常に参考になった。2014/05/07

さら

24
良かったです。インタビュー形式で、作家さんの口調というか雰囲気が身近に感じられました。作家を目指す若者へアドバイスやエールを送っていて、参考になると思います。こうして名だたる作家さんの言葉に耳を傾けていると、彼らの人生が形を変えてそれぞれの作品に投影されているのだろうなぁと、そしてそれが私達読者の心を打つのだろうなぁと実感します。2014/05/14

壱萬弐仟縁

22
渡辺淳一氏(160頁~)。 ご冥福をお祈りする。 ビジネスや社会の第一線で 仕事をしている男達って いうのは最高の好色(163頁)。 僕は2年前に行き遅れた女子アナ を半ばおちょくり、 半ばゴールインに仕向けたことがある。 シナリオライトであったが、 おそらく、そのマスコミ局内でも 局外の関連企業でも、 噂が持ちきりだったに違いない。 オンエアはできないだろう。 2014/05/11

Matoka

19
編集者や作家を目指す学生へ向けた内容となっているけど、もちろんそうじゃない人が読んでも充分楽しめる内容になっている。なぜ小説家を目指したか、どんな本に影響を受けてきたななど。浅田次郎と赤川次郎の回が面白かった。2015/09/26

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