出版社内容情報
許永中、金丸信、小沢一郎、高橋治則、磯田一郎、尾上縫、江副浩正……15人の??怪物?≠?通して、平成日本の暗部を浮き彫りにする。
日本の経済が絶頂期を迎えたのち、バブルの崩壊によって一転、奈落の底に突き落とされる――。そんな平成時代を象徴する経済事件の主役たちを、ジャーナリストの森功氏が独自の取材資料・情報源に基づき描き尽くす怪物列伝です。
金丸信(佐川急便事件)、許永中(イトマン事件)、小沢一郎(陸山会事件)、高橋治則(イ・アイ・イ事件)、田谷廣明&中島義雄(大蔵省接待汚職)、田淵節也(野村証券損失補填事件)、磯田一郎(イトマン事件)、尾上縫(巨額詐欺)、江副浩正(リクルート事件)、早坂太吉(最上恒産事件)、佐々木吉之助(桃源社事件)、末野健一(末野興産事件)、武井保雄(武富士通信事業法違反)、村上世彰(村上ファンド事件)の15人を通して、平成日本の暗部を浮き彫りにします。
内容説明
ジャーナリストとして、数々の大事件を取材してきた著者が、リクルートの江副浩正、住友銀行の“天皇”磯田一郎、イトマン事件の首謀者・許永中、イ・アイ・イグループの高橋治則ら、15人の怪物を通して、平成日本の暗部を浮き彫りにする―。
目次
江副浩正―ベンチャーの革命児
磯田一郎―住銀の天皇
田淵節也―証券界のドンの特攻経営
金丸信―佐川急便と五億円闇献金事件
尾上縫―興銀を掌で転がした「美人女将」
高橋治則―長銀をつぶした男
田谷廣明・中島義雄―接待汚職で失墜した大蔵官僚
早坂太吉・末野謙一・佐佐木吉之助―不動産神話の申し子たち
許永中―最後の大物フィクサー
武井保雄―武富士サラ金帝国の滅亡
村上世彰―ファンドバブルの鬼っ子
小沢一郎―政治とカネの呪縛
著者等紹介
森功[モリイサオ]
1961(昭和36)年福岡県生まれ。岡山大学文学部卒業。「週刊新潮」編集部などをへて、2003(平成15)年フリーランスのノンフィクション作家に転身。08年の「ヤメ検―司法に巣喰う生態系の研究」、09年の「同和と銀行 三菱東京UFJの闇」(ともに「月刊現代」掲載)の両記事が2年連続で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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