出版社内容情報
『謎の大王 継体天皇』から十年。考古学上の発見も取り入れて新しい継体像を提示。傍系・地方出身の天皇がとった東アジア戦略とは?
見えてきた謎の大王の実像
子のない武烈天皇が崩じたのち、傍系、地方出身にもかかわらず、
天皇の座についた継体天皇。
王位簒奪者か、大和の救世主だったのか?
真の継体陵とされる今城塚古墳の石棺は、なぜ九州から運ばれたのか?
緊迫する朝鮮半島との関係にどう対処したのか?
古墳、石棺、冠、大刀、鏡など考古学上の新しい成果と、
文献からの考察を突き合わせ、古代史最大の「空白」がいま、明らかになる――。
『謎の大王 継体天皇』から12年。古代史ファン待望の新作
第一章 新たな謎の始まり
第二章 近江国高島郡と継体天皇
第三章 継体天皇のルーツを探る
第四章 冠と大刀
第五章 継体天皇と渡来人
第六章 有明海沿岸勢力と大和政権
第七章 百済文化と継体天天皇
終章 継体天皇とは誰か
内容説明
遠い血縁、地方出身にもかかわらず天皇の座に就いたのはなぜか?味方をしたのは誰か?緊迫する朝鮮半島との関係にどう対処したのか?古墳、石棺、冠など考古学上の新しい成果を取り入れ、文献考察と突き合わせて、「謎の大王」の実像に迫る。
目次
第1章 新たな謎の始まり
第2章 近江国高島郡と継体天皇
第3章 継体天皇のルーツを探る
第4章 冠と大刀
第5章 継体天皇と渡来人
第6章 有明海沿岸勢力と大和政権
第7章 百済文化と継体天皇
終章 継体天皇とは誰か
著者等紹介
水谷千秋[ミズタニチアキ]
1962年、滋賀県大津市生まれ。龍谷大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得(国史学)。博士(文学)。堺女子短期大学准教授。日本古代史、日本文化史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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やいっち
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