出版社内容情報
習近平政権となっても、江沢民、胡錦濤による長老支配は続く。この三者の合意を中央政界では「中南海の密約」と呼ぶ。その中身とは?
内容説明
習近平総書記は、今年三月の全人代で国家主席に選出され、名実ともに権力の頂点に立った。江沢民、胡錦涛ら長老の圧力にどう対抗し、尖閣問題で悪化した中日関係をいかに導くのか―。新政権の深部をえぐる。
目次
第1章 だれが七人の指導部を選んだのか?
第2章 公安局長はなぜ米総領事館に逃げたのか?
第3章 息を吹き返す毛沢東崇拝
第4章 習近平が抱えた太子党のDNA
第5章 伏せられた習近平の本音
第6章 天安門事件の呪縛
第7章 権力の暴走は止められるか
第8章 中国式民主はどこへ向かうのか
第9章 どうなる民族統一の夢
第10章 習近平が描く対日政策とは
著者等紹介
加藤隆則[カトウタカノリ]
1962年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。86~87年北京で語学留学。88年、読売新聞入社。東京本社社会部で司法・皇室を担当。2005年7月から11年3月まで上海支局長。同年6月から読売新聞中国総局長
竹内誠一郎[タケウチセイイチロウ]
1971年、東京生まれ。京都大学文学部(中国語学中国文学専攻)卒。94~95年、四川聯合大学留学。96年、読売新聞入社。北海道支社を経て、2002~06年まで東京本社運動部。06~08年の北京五輪まで中国総局に勤務し、08~09年まで香港支局長、12年2月~13年1月まで瀋陽支局長を務める。同年2月から北京支局に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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