文春新書<br> がん保険のカラクリ

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文春新書
がん保険のカラクリ

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  • サイズ 新書判/ページ数 225p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166608935
  • NDC分類 339.47
  • Cコード C0295

出版社内容情報

いざというとき、がん保険は頼りになるのか。ネット生命保険会社のプロが医療保険のしくみにメスを入れ、賢い「備え方」を教えます。

内容説明

ネット生保の若き経営者が、がん保険にまつわる「迷信」を一刀両断。正確な知識があれば、いたずらに不安にかられることなく賢い選択ができると説く。さらに民間医療保険と公的医療保険の課題も指摘。これからの時代に合った備え方を教えます。

目次

第1章 がん保険とは何か
第2章 医療保険の課題
第3章 老後の生命保険
第4章 働く人の生命保険
第5章 消費者は生命保険を理解していない
第6章 新しい時代の医療保険

著者等紹介

岩瀬大輔[イワセダイスケ]
1976年生まれ。東京大学法学部在学中に司法試験に合格。1998年卒業後、ボストン・コンサルティング・グループなどを経てハーバード経営大学院に留学。帰国後、ライフネット生命保険設立に参画。現在、代表取締役副社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

団塊シニア

20
がん保険は必要か?がんは恐ろしい、でもがんは治る時代になった、一方こんなにお金がかかる、だからがん保険は必要である→ニーズ喚起→セールストーク、各生保会社共通であろう、しかし実際健康保険の高額医療制度を活用することで、それほどの出費がないことがデータとしてでてるのも確かである。貯蓄で賄うことができることを提言してる一冊であり、保険会社の重役が執筆してるところに注目しました。2013/02/08

ホシ

10
ライフネット生命の創業者で副社長の岩瀬氏による著書。やはりと言うべきか最後は自社商品の勧誘で締めくくる。とはいえ、自社商品の欠点も同時に示しており、保険業界の事情を中立的な立場から詳しく解説している。難解な部分もあったが、全体的に分かりやすく保険の仕組みが知れた。もちろん、氏の言説を鵜呑みするのは危険だが、参考になる点は多い。本書でも言及がある通り「がん保険のカラクリ」と銘打つものの、内容は「医療・生命保険」について。医療保険が知りたかったので、折よく良書に出会えた。以下に概要・所感をまとめます。2017/09/05

Humbaba

7
保険とは,本来確率は高くないものの,起こってしまったら大きな被害を受けるというものへの保障のためのものである.がん保険は,その意味で言うと余り保険として有能ではない.がんでお金が多くかかるというケースはそれほど多くなく,お金をためておいたほうが効果的である可能性が高い.2013/05/14

tellme0112

6
高額医療費控除、今後はどうなるか分からないよね。ガン保険、必要か?ってとこから、なるほど。2016/01/18

☆やす

5
手厚い公的医療保険が整備されているにも関わらず、世界の20%の保険加入額を占める保健大国日本。本当に必要な保険はなにか?どの程度か?具体的数値を持って解説してくれる良書2019/09/16

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