出版社内容情報
60歳以上のセックスは「50%が現役」「30%が月1ペース」「17%が配偶者以外と」。空前の高齢化社会に突入する日本の現状をレポート。
内容説明
老いて、なお―。60歳以上の男女2000人にアンケートと聞き取り調査を行ったところ50%が「現役」と判明した。団塊世代が60歳を超え、未曾有の高齢社会に突入した日本の「性の現状」を赤裸々に描く衝撃のレポート。
目次
高齢者然としたライフスタイルとの決別
恋愛と性はアンチエイジングにつながる
老いて、なお…回数と頻度は?
いつ、どこで、誰とするのか?
ED、性交痛をどう乗り越えるか?
性生活における満足と不満
夫婦の性のゆくえを考える
恋愛と性を謳歌させる4つの要素
カラオケと社交ダンスの効用
ドキュメント男73歳、女46歳が紡いだ6年間
老いのセックスは高齢社会、無縁社会における希望か
著者等紹介
小林照幸[コバヤシテルユキ]
1968年、長野県生まれ。作家。明治薬科大学在学中の92年、『毒蛇(どくへび)』で第1回開高健賞奨励賞を受賞。99年、『朱鷺(トキ)の遺言』で第30回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。信州大学経済学部卒。明治薬科大学非常勤講師(生薬学担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フクミミ
7
65歳以上の方も現役が少なくないとは、長年寄り添った夫婦間に性交渉があるとは、ある意味衝撃を受けました。 2019/09/17
パン粉
2
60歳以上の5割が現役だとは、、名言「ホテルで僕が倒れたら迷わず逃げろ」2017/03/25
ひかる
2
これが人生最後の交わりかもしれないから、深い味わい(80代♀) 月別の性交渉と自慰の回数をグラフに(77歳♂) 没交渉になれば人生は終わりという焦りと、人生はそんなものという達観との狭間にいる(77歳♂) ホテルで僕が倒れたら、迷わず逃げろ。置き去りにしてもいい(73歳♂)などなど、目次が結構面白い。内容は至極真面目な高齢者性活の指南書なんだけど、やたら扇情的な内容になってるのが気になった2012/02/22
カランコエ
1
人生の目標が追加されました。2017/04/08
スリカータ
0
真面目な本です。自分の親世代がこんなにお盛んなんて!と驚きもしたが。更年期を「幸年期」とする表現が気に入った。「ロイヤル」のマスターとの不倫話も、道徳云々抜きでいい話だと思った。2012/08/25
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