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文春新書
駅伝流―早稲田はいかに人材を育て最強の組織となったか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 165p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166608331
  • NDC分類 782.3
  • Cコード C0275

出版社内容情報

今年の箱根駅伝を制し、早大初の駅伝三冠を達成した渡辺監督。シード落ちを経験するなど、苦難の果てに掴んだ組織強化術を明かす。

内容説明

現役時代、花形選手だった著者が監督に就任した当時、競走部は覇気がない、挨拶がない、合宿所が汚いの「ないない尽くし」の状態だった。ドン底から伝統の早稲田をいかに復活させたのか。7年の指導者経験で掴んだ箱根攻略法を明かす―。

目次

第1章 勝利までの二四六九日(先を見据えた采配;シード落ちが招く負の連鎖 ほか)
第2章 負の連鎖を断ち切るために(生活環境の大幅改革;勝つための五条件 ほか)
第3章 駅伝「勝利の方程式」―いまどきの若者の鍛え方(モチベーションを上げる;山を制する者は箱根を制す ほか)
第4章 人材をいかに獲得し育てるか(出会いは「運と縁」;強化は二本柱 ほか)
第5章 駅伝指導者の条件(引退という決断;過去の栄光を捨てる ほか)

著者等紹介

渡辺康幸[ワタナベヤスユキ]
1973(昭和48)年、千葉県生まれ。市立船橋高校時代、国体で10000mを連覇、インターハイで1500m、5000mの二冠を獲得。92年早稲田大学に入学。95年ユニバーシアードの10000mで金メダル。箱根駅伝では1年時は2区で先頭を守り総合優勝に貢献。2年時は1区、3年時は2区で区間新記録を樹立。4年時は競走部主将として2区で8人抜きを演じた。96年エスビー食品に入社。アトランタ・オリンピックの10000m日本代表に選ばれるがケガで棄権(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinupon

11
毎年、早稲田は強いのか弱いのかわからない状態が続いている。精神性の早稲田からの脱却を図った渡辺監督だが、本当の強さとは何かを実証してほしい。2013/12/25

hana@笑顔満開のわくわく探索人

4
最強の組織、かはともかく、裏話がたくさんあって面白かった。2015/01/22

kaikoma

3
言い古された事では有りますが、学生スポーツの難しさは短期間の間に選手が入れ替わる点に有ると思います。この頃の戦力で早稲田が箱根駅伝で連覇出来なかった事で、当時の東洋、今の青学が如何に強力な組織であるかが、逆に良く分かります。2012/01/10

かずぴー

3
箱根のホテルにあったので。早稲田が三大駅伝を制した時に出た本。ちょっと前は栄養士ではなくてOGが食事を作っていたって話にビックリ。2014/09/01

anken99

3
早稲田の競争部(駅伝部)、渡辺監督の著作。同じ大学スポーツの監督を務める人間としては、大いに共感を得、またヒントになる部分が多かった。名選手である渡辺監督が、自分を殺して、わずか数年間で頂点に上り詰めるまでのストーリーは、物語としても面白い。苦労と努力が推し量られてやまない。ただ、一方では、早稲田というスポーツエリートの集う学校において、こういった競技には、想像を絶する金銭的な援助もなされているわけで、そのあたりは少しうらやましくもあった。2013/12/16

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