文春新書
うほほいシネクラブ―街場の映画論

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  • サイズ 新書判/ページ数 397p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166608263
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0274

出版社内容情報

あまた発表してきた映画評から著者自らが選んだ「ディレクターズ・カット」。文芸大作からおバカ映画まで、時空を超えて自在に展開。

内容説明

「映画は、映画について語られることを欲望しているジャンルである」が持論の著者が、長年、書きためた映画評の中から自ら厳選。画期的な小津安二郎論10本を含む187本。

目次

第1章 うほほいシネクラブ(『2046』;『きみに読む物語』;『ミリオンダラー・ベイビー』 ほか)
第2章 街場の映画論(ラス・メイヤーとクリント・イーストウッド;『お早よう』再見;『冬のソナタ』と複式夢幻能 ほか)
第3章 小津安二郎断想(通過儀礼としての小津映画;大人の教科書;食卓の儀礼 ほか)
第4章 おとぼけ映画批評(『アニマル・ハウス』&『ブルース・ブラザース』;『アナコンダ』;『ゲーム』 ほか)

著者等紹介

内田樹[ウチダタツル]
1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程中退。2011年3月、神戸女学院大学大学院文学研究科教授を退職。現在は同大学名誉教授。専門はフランス現代思想、映画記号論、武道論。2007年『私家版・ユダヤ文化論』で第6回小林秀雄賞を受賞。『日本辺境論』で新書大賞2010を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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