文春新書
帝国海軍の勝利と滅亡

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  • サイズ 新書判/ページ数 286p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166608003
  • NDC分類 397.21
  • Cコード C0231

出版社内容情報

日露戦争を完全なる勝利に導いた権兵衛。日米開戦という敗北への道を余儀なくされた五十六。「二人の山本」の明暗を分けたものとは?

内容説明

日本海海戦で歴史に残る完全勝利をおさめた山本権兵衛。対して権兵衛にならった山本五十六の真珠湾奇襲は日本を破滅へと導いた。二人のリーダーの光と影を軸にエリート集団の誕生から消滅までを描く。

目次

第1章 山本権兵衛が海軍を作った―誕生から日清戦争
第2章 日本海海戦完勝の秘密―日露戦争
第3章 大海軍の驕りと停滞―ドレッドノート革命
第4章 軍縮と人事抗争―第一次大戦から昭和へ
第5章 なぜ真珠湾作戦だったのか―三国同盟への道
第6章 山本五十六が海軍を滅ぼした―太平洋戦争

著者等紹介

別宮暖朗[ベツミヤダンロウ]
1948年生まれ。東京大学経済学部卒業後、大手信託銀行でマクロ経済の調査・企画を担当。退社後、ロンドンにある証券企画調査会社のパートナーを経て歴史評論家に。ホームページ「第一次大戦」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

294
タイトルは帝国海軍の勝利と滅亡と言うタイトルだが、二人の山本に焦点を当てて具体的に見ている1冊。内容はタイトル通りだった。日本海海戦までは坂の上の雲を読めば大体分かるが、その続きが読めて帝国海軍の通史がよくわかった。2016/01/20

鐵太郎

6
著者の論、たとえば山本五十六や井上成美の戦略論を批判する文章には、一理あります。しかし上記を含め、あちこち何十箇所も、専門家ではない知識で読んでも、言葉として理屈として解釈として疑問のある文章が散在しています。こうなるとなにが書かれていても説得力に乏しい本だと言わざるを得ません。本文の、氏の理論についても、論理的な破綻も見うけられるので突っ込みたかったのですが、それ以前の文章でつまずきました。こんな不勉強な作家の本は久しぶりです。なんだかな。2011/04/23

kurayamadasoga

5
名字がたまたま同じだった著名な海軍将校を並べて比較論じる主発点からしてコジツケ感がありました。少しでも関連のありそうな話題を集めてきて無理矢理ページ数を稼いだと思えるような内容でした。不勉強な学生の書いた卒論を読むようでした。2014/08/10

ちょえ

5
海軍が日露戦争になぜ勝ち、太平洋戦争になぜ負けたかという問題を官僚組織の病弊として描く。技術面からのアプローチが説得力をもつが、太平洋戦争については、山本五十六の真珠湾作戦が革新的だったが故に海軍はそれに頼りすぎて戦争に前のめりになったと説く。しかし、技術面の説明に説得力があることと開戦の意思決定に関する著者の推測が正しいか否かは切り分けて見た方が良いようだ。具体的には開戦より大分前に真珠湾作戦が海軍部内で有名(前提)になったとしているがそういった証拠はないと思う。ただ一説としては成り立つし面白いとは思う2013/07/21

Terry Knoll

3
海軍内の派閥「条約派」「艦隊派」の違いはよくわからない条約派=軍縮・予算削減 艦隊派=軍拡・予算増額 こんな解釈でしょうか?「最初に結論ありき」「 一度決めたことは、かえない。もう一度考え直さない」とは今と同じですね。2020/08/06

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