出版社内容情報
常に死と向かい合うなか、予め書き置いた遺言。自らの死で部下を救えることを喜ぶものから、ひたすら息子のことを案じる秀吉まで。
内容説明
常に「死」と向きあうことを余儀なくされていた戦国時代の武将たち。彼らは「遺言状」に何を託したのか。覇者・秀吉から永遠のライバル、信玄と謙信まで、十一通の遺言状から読み解く生と死のドラマ。
目次
1 「栄華を求めず、義に生きるべし」とした二代目の道義―北条氏綱
2 「偉大なる父元就と無才無器量なる自分」と嘆く“三本の矢”の嫡子―毛利隆元
3 「自らの切腹により、部下たちの命を救うのは名誉なり」と秀吉に対した猛将―吉川経家
4 「弟よ、城主を継ぐな。娘よ、武士に嫁ぐな」と書置した蘭丸の兄―森長可
5 「三年の間、我の死を隠せ」とした智の武将―武田信玄
「歳月は、ただ夢中のごとし」とした義の武将―上杉謙信
6 「ただ、ただ、息子秀頼のことを頼む」天下人の最期の願い―豊臣秀吉
7 「大法の会得は容易ではない」と言い残した覚悟の茶人―千利休
8 「武士に死を逃れる道はない」とする三河譜代の老将―鳥居元忠
9 「筑前一国などは相応の恩恵とは言い難い」と不満の名軍師―黒田長政
10 「自分のために悪いことは、家臣や領民にも悪い、と心得よ」とする名君―池田光政
著者等紹介
小澤富夫[オザワトミオ]
1934年、山口県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科修士課程修了。哲学博士。日本思想史専攻。元玉川学園女子短期大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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