文春新書
公共事業が日本を救う

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  • サイズ 新書判/ページ数 255p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166607792
  • NDC分類 510.91
  • Cコード C0233

出版社内容情報

ダムは本当に不要なのか。道路は充分に足りているのか。公共事業費は他国より割高なのか……。巷間伝わる誤認を専門家が徹底検証。

内容説明

政府は、「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズの下、多くの公共事業を「仕分け」の対象としている。ダム、港、道路、橋は本当にいらないのか。一つ一つ数字をあげながら、あくまで実証的に「公共事業不要論」を論破する。

目次

1 「コンクリートから人へ」のウソ
2 「豊かな街」をつくる
3 「橋」が落ちる
4 「日本の港」を守る
5 「ダム不要論」を問う
6 日本は道路が足りない
7 「巨大地震」に備える
8 日本が財政破綻しない理由
9 公共事業が、日本を救う

著者等紹介

藤井聡[フジイサトシ]
1968年奈良県生まれ。京都大学土木工学科卒、同大学院土木工学専攻修了後、同大学助手、助教授、東京工業大学助教授、教授を経て、09年より京都大学教授。専門は土木計画学、交通工学、公共政策のための心理学。03年土木学会論文賞、05年日本行動計量学会林知己夫賞、06年「表現者」奨励賞、07年文部科学大臣表彰・若手科学者賞、09年日本社会心理学会奨励論文賞、09年日本学術振興会賞等を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mitei

45
やはり公共事業を減らすとろくでもない結果になるんだなと実感。東日本大震災でもそのことが如実に現れてたなぁと思う。2012/09/30

テツ

21
ぼくが幼い頃に「公共事業は全て無駄に税金を垂れ流す悪!!」的な洗脳がうっすらとテレビなどから行われていた気がするけれど、金を回すという側面は勿論、インフラの整備やメンテナンスにコストをかけるということが如何に大切だったのかとここ十年くらいで浸透してきたのではないだろうか。そろそろ勇気を出して方向転換するべき時期なのではないだろうかと思った。特に昨今の大規模な自然災害に対しては前もって準備しておかないと、莫大な損害が発生するもんな。お金も人命もみすみす失われてしまうのは馬鹿げている。2021/06/26

やすらぎ🍀

19
感想を書かずに手放すことにしました✨2019/02/10

TA

19
やらなかん公共事業があって、でも、やるにはかなりのお金がかかる。お金がかかってもやらなかんことを国民にちゃんと説明して議論してくれる政治家や官僚が多くいて欲しい。2017/06/05

まめタンク

13
2012年17冊目。皆さんは、公共事業というと、どんなイメージを抱くだろうか?「談合」「天下り」「ムダ使い」この3点セットを思い浮かべる人が大半だろう。いつの頃か公共事業が悪魔のささやき、悪魔そのものになっていた。しかし、本書「公共事業が日本を救う」という本は、真っ向から公共事業を肯定する。まさに、公共事業が日本を救うのだ!!2012/04/17

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