文春新書
僕らが作ったギターの名器

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166607709
  • NDC分類 763.55
  • Cコード C0273

出版社内容情報

80以上のブランドに関わり、プリンス、ジョージ・ベンソンらの愛用ギターを作ったサウンド・デザイナーによる音楽ファン必読の書。

内容説明

懐かしのモーリス、グレコから最高級器ディ・アンジェリコまで、八十以上のブランドに関わった世界的ギター設計家が語る音作りの神秘。ギターと音楽を愛するすべての人に贈る。

目次

第1章 サウンドデザイナーの仕事―音を描くプロフェッショナル
第2章 楽器とサウンド―楽器の価値を考える
第3章 ギターの歴史―ギターのルーツから現代まで
第4章 エレクトリックギター―半世紀の進化と様々なタイプ
第5章 ギターと木材―木を知る事は、ギターを知る事
第6章 21世紀のギター―モノ作りの現在から未来へ

著者等紹介

椎野秀聰[シイノヒデサト]
1947年生まれ。横浜育ち。ベスタクス株式会社社主。日本楽器製造(現ヤマハ)等を経て、77年、椎野楽器設計事務所を設立。日本初のギタープロショップ、ESP、PACOを創業し、アコースティックギター、エレクトリックギター、ベースギターの製造・販売に携わる。事業を発展させたVestaxでは、ギターを始めとする楽器のほか、アンプ、エフェクター、音響機器、録音機器、DJミキサー、ターンテーブルなどでミュージックシーンをリードする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テイネハイランド

11
図書館本。アマチュアバンドでギターを弾いた経験を生かし音楽業界で働き、その後、エレキギターのデザイン/プロデュースなどを行う会社を自ら立ち上げた著者の本。日本でも有数の業界第一人者(80以上のブランドに関わる)が、ギターの仕組みやその歴史、モノづくりの現場での知見などについてかなり熱く詳細に語っていて、中身が非常に濃い内容になっています。門外漢には、残念ながらやや説明が不足していると思える箇所もあるものの、巻頭に掲載されたエレキギターなどの写真の数々を見ているだけで楽しめました。2016/03/19

カネコ

3
2014/02/05

らくだ星人

1
随分前になりますがtofubeats氏が紹介されていたので、読んでみました。著者のことはほとんど知らずに読んだのですが、ESPを立ち上げていたり、現在では絹織物の店主と知ってそんな凄い人だったとは…!と驚きました。ギターについて主に書かれてはいますが、色々な産業に通じることが書かれていると思います。 音楽もう少し頑張ってみようと思います。2019/07/09

abura

1
単身赴任先の父の部屋にあった。ギター好きな人はたまらない。情熱的でとっても楽しい本だった。演奏者も楽器製作者も「心の中の音」がしっかりとイメージできてないとダメだ、と。まさしくそのとおりですね。本当に頭が下がるくらい情熱が伝わってきました。2011/08/17

いちはじめ

1
自分の仕事に強い自負を持つ頑固親父の回想。自慢話ギリギリのところで抑制が利いているのが好感。2010/10/20

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