出版社内容情報
国鉄民営化を成し遂げ、リニア事業に挑戦するJR東海・葛西敬之会長によるリーダー論。混迷の時代を切り開く指導者の資質とは?
内容説明
国鉄はまさに日本国の先行モデルであり、今日の霞が関や永田町が直面している問題は、私たちが30年前に目前にしていた問題と同質です。また国鉄分割民営化によるJR東海発足以降も前人未踏の創造的作業の連続です。
目次
第1章 三人の恩師―「幼虫」の時代
第2章 国鉄入社後の「迷い」と「自信」―「蛹化」する時代
第3章 国鉄崩壊への足音―「蛹」の時代
第4章 分割民営化を模索―「羽化」する時代
第5章 JR東海でリニアに挑戦―「成虫」の時代
第6章 日本版パブリックスクール「海陽学園」
第7章 救国のリーダーよ、出でよ
著者等紹介
葛西敬之[カサイヨシユキ]
昭和15年生まれ。昭和38年東京大学法学部卒業、日本国有鉄道入社。昭和44年米国ウィスコンシン大学経済学修士号取得。昭和52年日本国有鉄道静岡鉄道管理局総務部長。昭和54年同仙台鉄道管理局総務部長。昭和56年同経営計画室計画主幹。昭和58年同職員局職員課長。昭和61年同職員局次長。昭和62年東海旅客鉄道株式会社発足、取締役総合企画本部長。平成7年同代表取締役社長。平成16年同代表取締役会長(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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