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文春新書
民主党が日本経済を破壊する

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166607174
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0233

内容説明

デフレ、円高・株安、財政赤字…「民主党型バラマキ政策」では瀕死の日本経済は救えない。

目次

序章 深刻な病状を「告知」する
第1章 民主党「ミクロの決死隊」が国を誤る
第2章 麻生総理に退陣を迫った日
第3章 世界同時不況との戦い
第4章 日本経済には成長戦略が不可欠
第5章 小泉改革の功と罪
第6章 高福祉・低負担はありえない
第7章 民主党よ、耳障りな議論から逃げるな

著者等紹介

与謝野馨[ヨサノカオル]
1938年東京生まれ。東京大学法学部卒業。日本原子力発電に勤務の後、中曽根康弘氏の秘書を経て、76年に衆議院議員初当選。文部大臣、通産大臣、自民党政調会長などを歴任。安倍内閣では官房長官、麻生内閣では財務・金融・経済財政の経済3閣僚を兼務するなど、政界随一の政策通として知られる。歌人の与謝野鉄幹・晶子は祖父母にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

215
こんなことあったなぁと思いながら読めた。このあと民主党政権下で財務大臣になっていたりと忙しくなる著者だが、財政への危機感は伝わった。2015/06/16

wei xian tiang

5
与謝野さんがその後民主党政権入りしたりしてアレなのだが、本当にあの3年間はなんだったんだと思う。本書にあることや普天間迷走の他にも高速無料化という愚策でバス会社のローカル路線廃止が相次ぎ、こども手当は公務員と非公務員で支給ルートを変えるという最悪の制度設計で市町村は住民が公務員かどうかの確認という全く無駄な誰のためにもならない作業に追われた。マスゴミが持ち上げる政治勢力に碌なもんがないと肌身で感じた時期だった。2016/10/05

ceskepivo

5
文藝春秋4月号の与謝野氏の寄稿は、本書の続編か。本書のタイトルはミスリーディング。「安心社会」に向けた消費税の税率引上げと目的税化の必要性が真摯な筆致で綴られている。リーマンショックの影響について考えが浅かった点を素直に認めていること(121頁)は好感。また、麻生氏とのやりとりは生々しい(第2章)。有権者を耳触りの良い言葉で煽動するのではなく、与謝野氏のように自分の政策を淡々と語れる政治家が今の日本に必要だ。2010/03/14

denz

4
表題とは裏腹に、国民が高福祉の政権を望んだならば、それに見合う財政の確立=消費税増税が必要である、と主張し、何よりも中川秀直氏らの「上げ潮派」への批判が色濃く論じられている。著者が、「上げ潮派」が経済成長につながる論理が理解できない、と度々述べている理由が分からなかったが、自身が作成した麻生政権の財政政策が成長分野への資金の注入を誇っている点を考えると、どうやら政府が主導して行う産業政策的思考があるらしい。その点、規制緩和で市場のイノベーションに任せるという「上げ潮派」は理解できないようだ。2012/10/17

むとうさん

3
与謝野氏が民主党内閣の閣僚入りしたこともあってこのタイミングで読んでみることに。タイトルが若干扇動的だが中身は基本的に丁寧。もっとも、書かれた時期からして民主党の具体的な政策はまだ始まったばかりということもあり、小泉政権以降の自民党の経済政策を振り返りつつ民主党の政策の全体像を批判するというもの。若干中身とタイトルはずれている印象。政策会合の裏側を見ることや、自民党内での対立軸を認識することができるのは有益。2011/02/02

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