内容説明
米国発の大不況によって世界経済の局面は一変した。神様グリーンスパンの名声は地に落ち、ノーベル賞を受賞したクルーグマンは日本に謝罪した。アメリカという手本が消えたとき、日本のエコノミスト達にとっての「大恐慌」が始まった。
目次
エコノミストたちの「大恐慌」
金融崩壊を予測できた人、予測できなかった人
新自由主義の罪と罰
格差社会と「小さな政府」
なぜ日本が世界で一番落ち込んだのか
神様グリーンスパンの正体
インフレターゲット論の着地点
財政出動は時代遅れなのか
中国とインドが未来の支配者か
日本経済を復活させる鍵
エコノミストたちの採点評
エコノミスト格付け表(〇九年版)
著者等紹介
東谷暁[ヒガシタニサトシ]
1953年山形生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、編集者に。ビジネス誌や論壇誌「発言者」の編集長を歴任し、97年よりフリーのジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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