内容説明
7割正解で「日本人」合格、5割正解で「日本人」候補、3割正解で「日本人」失格。テレビに毒され、頭が溶けてしまいそうな皆さん、このクイズを一冊とけば、堂々と立派な日本人を名乗れます。「ドッキリTV語録」の清野徹が最後に贈る「日本人への遺産」。
目次
1 文豪が「日本人力」を与えてくれる
2 漢字の常識、書き出しのお手本
3 不倫あり、無頼あり、自殺あり、犯罪あり
4 エンタテインメントで「日本人力」倍増
5 日本人に必要なことはすべて文学で学べた
著者等紹介
清野徹[キヨノトオル]
コラムニスト。1948年山口県生まれ。現代言語セミナー代表。明治大学卒。出版社勤務を経て、1984年、現代言語セミナーを主宰。1987年より、「週刊文春」に「清野徹のドッキリTV語録」を連載。2009年2月歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gamemaker_K
5
読みやすいし楽しいし話のネタにも活用できるんだけど、残念なのが、「ちょっと視線をずらすと答えが透けて見えちゃう」ところだな。それを除けばよい本であったわ。2015/08/05
雲國斎
2
明治以降の文学作品及び作家に関する常識から、へえ〜それは知らんかったわというウンチクまでテスト形式で日本人力を採点。文学関係のみなのが残念!2014/08/27
イミナイゴ
2
日本人力とやらをあらゆる文化から総合的に測定できると期待してたが、明治以降の文学のみでがっかり。これくらいで日本人力を測れるなんて言ってほしくないなぁ。2012/05/05
月と星
1
★★★★思いもかけず面白かった。文学クイズが中心。名作を読んでみたくさせる解説が特によかった。得点集計は不要な気がしたが。2018/04/02
水色さくら
1
○/日本人力というよりは、日本近代以降文学力という感じ。しかしまあ、文学作品は実際読まなきゃ始まらないなあ、と改めて感じました。2015/08/05