内容説明
毎日便利に使っている電子マネーやクレジットカードで、実は我々の「信用」が格付けされている。大不況の中、キャッシュレス時代を賢く生き抜くには、知られざるカードの世界を知ることが第一なのだ。いかにして「信用偏差値」を上げるか、そのノウハウを伝授。
目次
第1章 個人に「信用偏差値」を持ち込め!
第2章 電子マネー隆盛の時代
第3章 クレジットカードVS電子マネー 知られざる闘争
第4章 クレジットカード陣営の総反撃が始まった
第5章 信用社会 日米の違い
第6章 信用格差社会を生き抜くカードの使い方
著者等紹介
岩田昭男[イワタアキオ]
1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院修士課程修了。月刊誌記者を経て、現在は流通、メディアに強いフリージャーナリストとして、主に雑誌で活躍中。放送、マルチメディア関連の仕事も多い。クレジットカードについては「使い勝手」から「裏ワザ」まで精通し、その研究は20年前からのライフワーク(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
10
それが正しいかどうかはともかくとして,一度社会に根づいたものを変更するのは非常に難しい.例え利子を払わないようにするために早期返済するほうが合理的であったとしても,それによって信用情報が加算されなくなってしまうとすればマイナスの方が大きくなる.2013/03/16
Humbaba
8
アメリカにおいては,クレジットの格付けによって利率はおろか,就職すら決まってしまう.そして,それは日本にも起こりえる未来の一つである.格付けを上げるためには,使うカードの枚数を絞り,支払いに遅れないようにすることが重要になってくる.2012/01/01
Humbaba
7
お金を使わない世界は訪れないだろうが、貨幣を使わない世界であれば訪れる可能性は充分にある。その時に意味を持ってくるのが信用である。現在ついている地位や担保というのは確かに無意味ではないが、それ以上にその人がどのような消費行動をしてきたかの方が未来を予測する上で意味がある。それを社会で共有するのは、一面では非常に効率的といえる。2016/03/22
miyatatsu
5
私もプラチナカードを自由に扱えるほどのクレジットスコアを持った大人になれるよう日々研鑽していきたいと心から思えました。2018/11/29
かなかな
2
2024年7月29日(月)audiobook。 『「信用偏差値」―あなたを格付けする』 クレジットヒストリー。その発想は無かった。そして別の発想だった。稼ぐ、貯める、使う、返すは全て信用と気付きました。2024/07/29
-
- 和書
- 清涼院流水の小説作法