出版社内容情報
哲学者の、青春読書疾風怒濤篇。「ボードレールもランボオも、アランもドストエフスキーも、西行も実朝も、ゴッホもセザンヌも、なにもかも小林秀雄に教わった」
内容説明
ランボオ、ドストエフスキー、ゴッホ、モーツァルト…「何もかも小林秀雄に教わった気がする」と回想する哲学者の、自伝的読書風雲録。「あのころは、文学のいいお師匠さんが大勢いた」。
目次
敗戦直後
俳文学遍歴
父の帰国
読書三昧
小林秀雄との出会い
ドストエフスキー耽溺
さまざまなドストエフスキー論
ドストエフスキーとキルケゴール
哲学へ
芸術と哲学
『モオツァルト』
言葉について
著者等紹介
木田元[キダゲン]
1928年生まれ。東北大学文学部卒業後、同大学院特別研究生前期・後期課程修了。60年に中央大学に移り、72年より文学部教授。99年定年退職、中央大学名誉教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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