内容説明
ベストセラー『クラシックCDの名盤』から九年。曲目大量追加、推薦盤大幅入れ替えを行い増補改訂。一曲ずつ三者が丁々発止を繰り広げるスタイルは旧版同様。ファン必携の永久保存版。
目次
モンテヴェルディ
ヴィヴァルディ
バッハ
ヘンデル
ハイドン
モーツァルト
ベートーヴェン
シューベルト
ベリオーズ
メンデルスゾーン〔ほか〕
著者等紹介
宇野功芳[ウノコウホウ]
1930年生まれ。国立音楽大学声楽科卒業。音楽評論家、指揮者
中野雄[ナカノタケシ]
1931年生まれ。東京大学法学部卒業。ケンウッド代表取締役を経て、現在、音楽プロデューサー
福島章恭[フクシマアキヤス]
1962年生まれ。桐朋学園大学声楽科卒業。音楽評論家、合唱指揮者。94年「柴田南雄音楽賞」奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤枝梅安
23
宇野、中野、福島の3氏のコメントは面白いのだが、これだけの量になるとパターンがわかってくる。3氏の好みもだいたいわかる。要するに「一般人にはわかるまい」とうスタンスが見え隠れする。万人向けの「名盤」ではなく、あくまでも「昔から聴いている筋金入りのクラシックマニア向け」という感じ。マタイ受難曲のコメントには同意できないなぁ。「なんちゃん」さんがお書きになった「内輪の世界」というコメント、まさにその通りだと思います。2010/11/28
しょうじ@創作「熾火」執筆中。
21
【1回目】ブログで紹介しようと思っていた6曲分の記述を読んで失望し、トイレ本決定。もう読んじゃったことにする。こんな本が出されたり、売れたり、権威づけられたりしているようでは、若いファンはどんどんクラシックから離れていってしまう。出てくる演奏家は、大抵が物故者で、クラシック音楽界の「今」をまるで感じさせてくれない。買わなきゃよかった。2017/12/06
fumikaze
5
当然だが評論家の好みが反映され、特に私の好きなファジル・サイなどは人によって評価大きく分かれる。内容が古く、クラシックCDを購入する際には参考にならないかもしれないが、読物としても面白い。2018/04/18
fumikaze
5
3人の評論家が同じ演奏家について書いていてそれぞれの評価が随分違うのが面白い。読物としても楽しいし、実際に購入して良かったものも何枚かある。ただ、欲しいと思っても手に入らないものも多い。2014/04/29
F4ふぁんとむ
3
相当上級者向けなので、初心者にはつらい。しかしながら、読み進めていくと、なんとなく判った気になって、いろいろ聴きたくなるのがなんだかすごい。内容にひざが打てるようになるのはいつのことやら。2016/04/17