内容説明
強くなければ力士にはなれない、美しくなければ相撲とは言えない。相撲のしきたり、勝負の厳しさ、相撲協会という組織―江戸時代以来の文化がそのまま残る異空間を元・立行司が案内する。
目次
第1章 相撲は神事(番付の読み方;力士も行司も十両で一人前;関取だけに許されること ほか)
第2章 いつも厳しい勝負の世界(力士と同じ土俵に立つ怖さ;力士は立合いにすべてを賭ける;立合いは阿吽の呼吸 ほか)
第3章 相撲部屋はひとつの家族(最初の親方が自分のボス;力士以外の構成要員;部屋によって違うちゃんこの味 ほか)
著者等紹介
木村庄之助[キムラショウノスケ]
本名野澤要一。1942年、青森県八戸市生まれ。13歳のときに地方世話人の誘いで高砂部屋へ入門し、行司の見習いを始める。木村要之助を名乗り、77年十両格昇進を期に朝之助。90年幕の内格に、2001年に三役格に昇進。06年3月に立行司35代式守伊之助襲名。同5月に木村庄之助襲名。07年3月場所を最後に定年退職した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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