内容説明
今どき、こんな若者がまだいるなんて―と、多くの日本人を感動させた「ハンカチ王子」斎藤くん。この昭和最後の年生まれの好青年に、古きよき日本の奇跡の蘇えりを見た。
目次
今どき、こんな若者が…
「ハンカチ王子」と呼ばないで
円谷でもなく、北島でもなく
四字熟語が似合う少年
野球の青春時代がよみがえる
「NO」と言える強い心
中高年の心を揺さぶったもの
ドラマを引き寄せてしまう天性の力
顔の話(その1)―昔の日本の匂いがする
顔の話(その2)―「イケメン」男もかすんだ
青春とは、「成長」の別名だったのか
優等生なのに「フラ」がある
スーパースターとしての度量と覚悟
著者等紹介
中野翠[ナカノミドリ]
コラムニスト。早稲田大学政経学部卒業。出版社勤務等を経て、フリーのもの書きに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
6
新聞の読者投書欄にありそうな内容でした。2017/03/30
かりんとー
6
あの時は輝いていた。私も熱狂した。それでいいじゃないか。 ほとんどの人間は輝けずに終わるのだ。
asanosatonoko
3
2007年出版。中身はミーハーかつオタクの気のあるおばさんの斎藤君大好きブック。これだけ中身のない本も珍しい。値段は750円(税別)。後輩にただてもらった本だったがそうでなければ読まなかっただろう。2014/10/17
Humbaba
2
甲子園において他の追随を許さないほどの輝きをはなった斎藤投手.その魅力はさまざまにあるが,最も重要なことは,このような子どもがいたら,という思いを多くの人間に抱かせることができたというところであろう.2012/02/25
あーさー
1
たとえ「中古で110円」であったとしても、著者が中野翠さんじゃなければ購入に動かなかった作品(タイトルの時点で全く合わない)。斎藤佑樹さんが甲子園を沸かせ、大学に進学した当時に発売され、思う存分に語りながら、往年のスターと照らし合わせています。この対比が面白く、斎藤さんはモチロンのこと、昔の有名人の写真も多く掲載されているのが嬉しかったです。2024/03/05
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