内容説明
ミサイルは核兵器を戦略化する重要兵器。北朝鮮、イランなどの“懸念国”は、闇のネットワークを作って開発・調達を進める。ミサイルの拡散を包囲すべく、攻防を続ける国際社会の最前線。
目次
序章 新しい国際問題
第1章 ミサイル不拡散を考えるための視座
第2章 ミサイルとは何か
第3章 世界のミサイル状況
第4章 懸念国のミサイル
第5章 ミサイルの拡散
第6章 ミサイル拡散との闘い
第7章 日本の課題
著者等紹介
松本太[マツモトフトシ]
1965年生まれ。87年、外務省1種試験合格。88年、東京大学教養学部アジア科卒業後、外務省入省。中近東第一課課長補佐、内閣官房安全保障・危機管理室参事官補佐、OECD代表部一等書記官、総合外交政策局不拡散・KEDO担当企画官等を歴任。現在、国際協力銀行参事役(外務省より出向中)。専門分野は中東、イスラム、テロ、大量破壊兵器およびミサイル問題。国際輸出管理レジーム会合およびHCOCに日本政府代表として出席(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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