出版社内容情報
好評!熟年恋愛シリーズ、第3弾。
メールを駆使し、密会を重ねる不倫カップル。ナンパの口上を磨き、地方行脚の男性。80歳「現役」時代に、性と愛を謳歌する男女を活写。
内容説明
性ホルモンは最後まで涸れず、恋に定年はない―誤解や偏見を恐れず、悠々と人生の花を愉しむ男女を活写。デジタル派あり。アナログ派あり。「生涯現役時代」の恋を成就させるヒント集。
目次
第1章 「団塊の世代」は「新老人」を追いかける
第2章 健康なればこそ―悠然たる人生の予定表
第3章 「熟年恋愛」成就のためのライフスタイル
第4章 デジタル化社会の熟年恋愛―節制は愛する人のために
第5章 不良ジジイと呼ばれても―六十九歳でナンパに目覚める
第6章 熟年離婚なんて考えられない
著者等紹介
小林照幸[コバヤシテルユキ]
1968年、長野生まれ。ノンフィクション作家。信州大学経済学部卒。明治薬科大学在学中の1992年、『毒蛇』で第1回開高健賞奨励賞、1999年、『朱鷺の遺言』で第30回大宅壮一ノンフィクション賞を同賞史上最年少で受賞(当時)。明治薬科大学非常勤講師(生薬学担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マーク
2
18 七十過ぎて妻に隠れて六十未婚女と不倫を続ける教師「小谷さん」を神に祭り上げる著者。動画まで!おじさんの体重、体脂肪率推移なんて知りたくない。デジタル革命=液晶テレビ?!テーマが興味をひくので新書三冊も…年をとり、丸くなる人、頑固になる人。2017/03/10
すうさん
1
人生を考える上で、「終末」を考えないわけにはいかない。エンドを自覚し、考えることで、エンドまでの人生をよりよく生きようとする意識が生まれるからだ。この本では「生は性なり」という考えから熟年の恋愛関係が語られているのだが、それはドロドロしたものではなく、前向きに語られて、ピュアなものに感じられた。巷に流行している自分のためのアンチエイジングではなく、誰かのための健康志向というものは、生きるための知恵だと思う。恋愛だけが人生ではないと思うが、人間関係そのものは死ぬまで付いてまわることを改めて考えさせられた。2014/04/16
ともたか
0
所詮は不倫。でもいいじゃないか。健康でちょっと金が無ければそれはない。 自分がそれをするかどうかはわからない。相手にされないかもしれない。 なんとなくそんな世界があってもいいと思う。2015/05/20
たっちゃん
0
老年カップルの虚飾のない「交わり」の世界、 うらやましい限りです。 堀田力さんの言葉に共感しました。 「たとえ高齢になっても人間には愛する人と一緒になって、 その人と心と体で触れ合いながら喜びを得て、幸せに生きる権利がある」 2024/06/08
zuisei
0
表題通り、中高年の恋愛について語る 。 具体的な 例を挙げて、ケーススタディにしている点が面白かった。 評価 42023/07/21
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